奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

米津玄師:総括

2020年7月18日から2020年9月11日のダイジェスト - 奇特なブログ

この記事は、上記の記事から分離したものです。
なので、上記の記事で書かれている内容と関連している箇所もありますので、
先に読まれる事を推奨します。
そして、以下から本文です。


事実上の「ラスボス」ですかね。
思ったよりも長くなりましたので、
「曲以外の色々」→「ベスト10」→「現在と今後」
という感じになっています。


・オタクと非オタクを繋げた人(ボカロとJ-POP)

これは、結果的にそうなったんでしょうけど、
全部聴いて、そう思いましたね。
昨今は、前回少し書いたYOASOBIなども続いたりして、
ボカロが登竜門的立ち位置になってる気もしましたね。
そういえば、YOASOBIも新曲が出てましたね。

群青 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=h1Ebp1_f6Q0

あと、よくありがちですが、
古参をけなす風潮なんかで思うのは、
連載のある本とかと同じで、
最初に支持する人がいなければ、先は無いよなっていう。
売れないで止める人だって沢山いらっしゃるわけで、
最初に支持があったからこそ、Lemonが生まれたと思うわけで。
逆に、最近はボカロっぽさが無いについては、
「感電」のイントロとか、別に彼らしさは残っていると思うんですけどね。

ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(1)初音ミク主体の黎明期からクリエイター主体のVOCAROCKへ - Real Sound|リアルサウンド

「転調が多い」、確かにそうかも。
あと、BPMが早い(LOSERと砂の惑星にはビックリ)事が多いとか。
あと、これは、彼だけかもですが、効果音(不協和音)があるかなぁと。
Lemonに入っている「アレ」もそうですけど。

あとは、ネット発の音楽で、ここまで有名になったのも、もしかしたら初めてかもですね。


・印象的なCメロが多い

勿論、今までも散々あったわけですが、
彼の曲は特に多い印象ですね。
ところでCメロ(曲によってはDメロ)については、
「1回しかない事が多い」「その曲の最重要ポイントが入っている事が多い」という印象から、
サビよりも重要では?と思ったりもしますね。


・歌わないのにテレビには出る?

歌番組:まず出ない、朝や夜の情報番組でのインタビュー:出る
という感じに、現状はなっているわけですが、
これは、「歌に限界がある事を知っている」事と、
「マスコミからインタビュー受ける形で、直接話した方が話が早い」事から、
彼はある意味「スパイ」ではないかと(笑)
なんかのドラマで見ましたけど、
「ある界隈を変える為には、その界隈の中にいなければ出来ない事がある」的な話と、
同一なんじゃないかと。
つまり、「事件は現場で起きている!」的な。
・・・といっても、これは僕の「妄想」ですけどね(笑)


・無個性という個性

彼のBOOTLEGというアルバム名にも出ていますし、
最近は、ヨルシカが「盗作」というアルバム(笑)まで出してしまいましたが、
著作権法の改正が必要(どの条文かは分かりませんが)なんじゃないかと。
以下の、今年の2月のダイジェストでも少し書きましたが。

2019年11月9日から2020年2月7日のダイジェスト - 奇特なブログ

ベテランさんに顕著なんですが、そこそこ良いのは作れても、
どうしてもメロディが弱い(単に枯渇したのかもしれないけど)と。
ただ、例えばNightwishを聴いていた時に知ったんですが、
マッシュアップ」という手法があると。
てっきり、Webの開発の事を言ってると思ってたんですが、どうやら音楽にもあるらしく。

マッシュアップ - Wikipedia

↑に書いてある通り、正確な意味は違うんですが、
メロディにおいて、複数の箇所から引用して切り貼りというか編集しているといいますか。
といっても、「引用してきたメロディAとメロディBを繋げているメロディCはオリジナルでは?(とは限らんが)」とか、
↑のダイジェストにも書いてますが、「良いメロディの枯渇問題」から、
「そうしないと、良いメロディの曲が、もう作れない」状態になっているかもと。
Nightwishもそうなんですけど、↑のみゆきさんも引用しまくりで、
でも、「あまりにもありきたり」なので、様式美(一種のお約束)化してしまっているのか。
それとも、単なる程度問題(何小節までならOKとか)で、済まされているのか。

っていうのと、あと彼の発言で「曲を聴いて、米津玄師の曲と思って欲しくないんですよ」というのがありまして、
記名性があるのが嫌みたいです。
でも、今でも「記名性がある事が主流」なので、面白い反発の仕方だなぁと思いましたね。
記名性といえば、以下の様な。

乃木坂46「Route 246」2020-08-15
https://www.youtube.com/watch?v=UXkmNTyWpFA

小室さんの曲だよねとか。

SixTONES - Imitation Rain (Music Video) [YouTube Ver.]
https://www.youtube.com/watch?v=pTh-ncw31ZA

YOSHIKIの曲だよねとか。

林原めぐみ薄ら氷心中」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=a_UxWeBT1BY

椎名林檎嬢の曲だよねとか。
大人の掟の方が良いかもしれないですが。

キム・ヒョンジュン - HEAT (teaser)
https://www.youtube.com/watch?v=CH9cuU1CCsY

B'zのTAKの曲だよねとか。
提供曲の方が、記名性が出る様に思いますね。
依頼があるって事は、その記名性を求めているからこそじゃないかと思いましたけど。

でも、彼の場合「打上花火・パプリカ・まちがいさがし」とか聞いても、
誰の曲だろうね?っていう。
だから、個性が無いと。
といっても、これと類似で、
「属人的」ってのが、この話と似ているなと。
ただ、以下にも以前書いた様に、属人性は排する方向の方が良いんじゃないかと。
・・・こういう時に、ダイジェスト形式は、若干問題がありますね(苦笑)

2019年4月28日のダイジェスト - 奇特なブログ

ちょっとココは熟考しましたが、
「維持すること」が属人性があると難しいんだろうと。
だから、維持が不要なものなら、属人性があっても良いと思うんですが、
「老舗○○○年の味(サービス)!」とかは、継承の賜物なんでしょう。
で、それらを不要とみなすかどうかじゃないかなと。
ITのシステムでもそうですね。
「作り直せば良い」とは言うものの、その費用はどうするんだい?とか、
いつかは古くなるのは確かだけど、たかだか数年でリニューアルとか保守考えている?とか。
だから、個人的な経験も混ざっていると思いますけど、
オリジナリティって言われてもねぇって思ってしまいますね。

あと、これは米津さんの言い分ですが、
独自性は「削っても削っても残ってしまうもの」だと。
更なる研究までは勿論否定しないけど、
独自性は、事実上「メロディではなく、詞やアレンジで出した方が」と思いますね。

あと、以下は音楽じゃないですが、
デザイン(エンブレム?)における騒動がネタっぽく書かれていましたね。

例の騒動を B’z で説明すると、上手くいくことに気づいたのでメモ by ロック大名 | エッセイ投稿サービスShortNote(ショートノート)


音楽より、絵の方が、もっと大変かもなぁって思いましたね。


・ラジオが面白い

どうやら彼は、以下の様にリリース毎にラジオをしているみたいでして。

RADIO - YouTube

あと、8月はTOKYO FMの「Monthly Artist File -THE VOICE-」という番組でパーソナリティーをやってましたけど、
8/29に放送した、最新アルバム名にちなんでのお悩み相談コーナーの回答が興味深かったですね。
↑のYouTubeのラジオや、インタビュー記事などと重複している部分も当然ありますが、
なんか、僕を3億倍ぐらい強化した様な人だなと思いましたね(笑)
違う所も勿論ありますが、結構似てますね。


RADWIMPS野田さんとの件

あの「優生思想」発言などで炎上した彼をリスペクトしており、
最新アルバムでも一緒に歌っていると。
なんですが、野田さんとのラジオでの対談では、
優生思想には否定的見解を示してまして、
で、野田さんも同意していたと。
リスペクトといっても、「どこを?」っていうのがあるよなぁって思いましたね。
あと、↑では同意しているのに、ああいう発言が出たのは、
以下の発言などから、「絶望感からの一発逆転ギャンブル」を感じましたけどね。

野田洋次郎が語る「新世界」の指針と覚悟 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

優生思想自体、ギャンブル性高いでしょ、だから。
今年は特に、アーティスト単位で、「株を上げた人と下げた人」がいて、
この方と林檎嬢東京事変)は、後者になった感はありますね。
そういえば、東京事変にも同じ雰囲気を感じたんですよね、「ハイリスク・ハイリターン」感を。
共通点は・・・中堅どころですかね。
大手は言うまでもないとして、小さい所は目立たないので、あまり問題にならないから。


・インタビュー集

米津玄師名義になってからの歩みが、以下で分かりましたね。

米津玄師の特集・インタビュー - 音楽ナタリー

で、特に興味深かったのが以下ですね。


でも、僕は他人とコミュニケーションをうまくとれない人間なんです……。よく思うんですけど、今って人間関係が希薄になっている時代ですよね? 一緒に街や学校で生活していても、そこにあるのは薄いつながりというか……。会話していたって、つながっているのか、つながっていないかわからないみたいな……。そんな世界を作品で表現してみたかったんです。

米津玄師1stアルバム「diorama」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

貴方も、「第四世界」の住人ですかね。
なんか、よくある話ですけど、
「リアルでコミュニケーション取れないので、ネットで取るようになった。しかし、ネットでも・・・」
的な感じがしますね。
でも、これは多分珍しい。
僕の場合は、取れないというか、
単に「同じ話題を何度も繰り返してない?」という感じですね。
で、知らない間に第四世界に移住。
今もですが、「既視感」が物凄くあると感じる時があるんですね。


似たよなこと 何度繰り返して Yeah
いったいどこに辿り着けるの tell me

B'z Don't Leave Me 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a00067d/l005813.html

的な。
あるいは、以下の記事の様な。

ソレはきっと、ビューティフル・ドリーマー - gallu’s blog

でも、「すばらしい新世界」的世界観があって、
「明日の事はおいといて、刹那的に楽しむんだ」と。
うん、抗うのは難しいですよね、だから名作だと思うんですけど。
あるいは、「1984年」的世界観や、陽水さんの「傘がない」的状況で、
「そもそも、明日の事を考える余裕なんてないんだ」と。
でも、どちらにしても、そこから少しずつでも脱却していく必要があるんじゃないかと。
後者の方が、普通に考えれば深刻で、あと景気と相関がある様にも思うので、
それは早目に解消した方が良いと思うんですけどね。

あと、他の記事も、結構面白かったですね。


・ベスト10

前置きがだいぶ長くなりましたが。
あと、曲は「公開されていたり、いなかったり」ですね。
今は、サブスクも解禁したので、そっちでほぼ全部聴けるでしょうけど。


10位:WOODEN DOLL

米津玄師 MV「WOODEN DOLL」
https://www.youtube.com/watch?v=QA_p90T6oy4

これは、曲はサビの「わっはっはは」のメロディの当て込み方が面白いですね(笑)
そこが、わっはっははだ(笑)
あと、詞が良いと思いますね。


自分嫌いのあなたのことを 愛する僕も嫌いなの?

米津玄師 WOODEN DOLL 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l03123a.html

理由にもよるんでしょうけど、
自分が嫌いな理由が、あまり自信が無いって事なら、
それは、ダニング・クルーガー症候群じゃないの?と思いましたね。

あと、早速Cメロがそのまんまですが、
そこも良いと思いましたね。


9位:アイネクライネ

米津玄師 MV「アイネクライネ」
https://www.youtube.com/watch?v=-EKxzId_Sj4

本人名義だと、再生数が本日現在では「2位」のこの曲。
これは・・・「女子胸キュンキュンソング」ですね(笑)
「サビの最後のフレーズ」が、全てを象徴していますね。
ただ、ここは多分取扱い注意で。
例えば、以下の様なケースがあるかなと。

会社の上司(男)「○○(名前)ちゃん」
会社の部下(女)「(ただ、同じ会社なだけで、特別親しいわけでもないのに、馴れ馴れしい!)」

というケースを考慮すると、逆に以下の様な状況になるまでは、名前呼びは諸刃の剣かなと。

女「苗字で呼ぶ合うのって、ちょっと他人行儀だよね」
男「じゃあ、○○(名前)ちゃん」
女「(サビの最後のフレーズ)」

・・・多分、ラブコメの映像作品を連想したんだと思うんですが、
笑いが止まらないですね(大爆笑)


8位:Paper Flower

これは、以下のラジオで1番だけ聴けますね。

https://youtu.be/0dabUGpOL84?t=1865

また、こういうのかといっても、
アンビエントエレクトロニカ方面が「マイブーム」なので(笑)
あと、詞の方は。


積み上げた塔が崩れていく
所詮その程度の知育玩具
私は未だにあなたへと
渡すブーケを作る陰気なデザイナー

米津玄師 Paper Flower 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0454b6.html

ここが、「私は未だにあなたへと、渡すプログラムを書く陰気なエンジニア」に思いまして(笑)
ちまちまとでも、これからも出来る限り書いていくということで。


7位:でしょましょ

これも・・・好きなタイプの曲ですが、ほっといてくれということで(笑)
この曲は、詞がポイントですね。

【米津玄師】「でしょましょ」歌詞の意味&解釈 社会の狂気に流されず、加担せずに生きる : スピタメウォッチング

上記に、色々と書かれていますが、特に以下ですかね。


でも何も信用せずに生きていくことなんて不可能なんですよ。何か指針を立てて、何かを美しいと思いながら、何かを信じながら生きていくというのが絶対に必要なことであって。そう考えた時に、何も信用しない代わりに、ありとあらゆることをちょっとずつ信用するってことをずっとやって来たなと思うんですよね。そうすることで、何も信用せずに済むと。

【米津玄師】「でしょましょ」歌詞の意味&解釈 社会の狂気に流されず、加担せずに生きる : スピタメウォッチング

これも、そう思いますし、
あと、「目の前の道路が陥没するかもしれない」とか、
「食べ物に毒が入っているかもしれない」とか。
だから、厳密にいったら、無意識の内でも信用していると思いますけどね。
なので、そういった事を、少しずつでも増やしていくと。


6位:結んで開いて羅刹と骸

これは、ハチ名義の時の曲で、ボーカルが初音ミクですね。

https://www.youtube.com/watch?v=AKffZySqQts

曲は、他にもちょいちょい感じる曲がありますけど、
特にイントロを聴いて「古っ!」って思いましたね。
大正の曲?みたいな。
そこが、この曲はともかく、中高年層の支持「も」集める要因なんじゃとは思いますけど。

あと、この曲も以下のCメロがポイントですね。


結局皆様他人事
結局皆様他人事
結局皆様他人事

他人の不幸は 知らんぷり!

ハチ 結んで開いて羅刹と骸 歌詞&動画視聴 - 歌ネット

「ボカロって、ガキっぽくない?」という意見が結構あり、
分からないでもないがとは思いつつ、
ただ、そういえば子供は時に核心を付く様な事を言うなってのを、
上記の歌詞から思いましたね。
ただ、「子供には分からない」と思いますが、
「これはもう、救いようがない」とか、
「こっちが呼ぶまで、二度とこっちに来るな」とか、
そういった局面が、人生には多分最低でも1回はあるんですと。
以下とか、「総理はそれを言っちゃダメ」とは思いつつも、
でも、こんな気分だったのかもしれないなと思いまして。

「こんな人たち」発言にみる安倍自民の本当の敗因(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース

何か、ある意味「努力をする」というのは、
そういった事に巻き込まれない為の「チキンゲーム」の様にも感じますね。
そういう動機で勉強している人は少ないと思いますけど、
つまり、「逃げて逃げて逃げまくれ」と。
でも、現状では世界中(今年はアレですが)を逃げ回る事は出来ても、
地球「外」には、逃げれないんですよね。
だから、「逃げても良いけど、どっかで行き詰る」とは思いますね。


5位:優しい人

少し雰囲気が変わりまして。
これは、詞がう~~~~~~~~~~~~~んという感じですね。
本人も、リリースするか迷ったみたいですけど。

詞を読んで、
時々見る「職場で、誰かからの頼まれ事を、断らずに受ける人」を思い出しましたね。
で、それは勿論「担当不明」のもの。
しょっちゅうまではいかないけれども、でも時々いらっしゃるわけですよ。
でも、以下の様な側面がありまして。

『優しさ』の半分は間違いなく『体力』。体力が尽きた状態で他人に優しくするのは常人には無理。「本当にこれ」「親切は消耗品」 - Togetter

でも、何故か「断らないのは、弱い証拠である」とかなって、
そのまま疲弊していったり、
あるいは、↑の「結局皆様他人事」モードになったり、
後になって、謝ってきても「貴方の不幸?知らないよ!」となったり。
謝るについては、以前のさだまさしさんの償いが詳しいと思いますけど。

何か、どこかで話がおかしくなっている様に思うんですね。
「優しい」という事自体が、悪いとは思わないわけですが、
でも、上記の様な事が起きると。

僕は・・・ドライな所がありますのでねぇ・・・
でも、優しい事自体が悪いとは思わないので、
なので、


あなたみたいに優しく
生きられたならよかったな

米津玄師 優しい人 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0514a9.html

ここが、「ジ~~~~~~~~~~ン」ときてしまいますね。

解決策としては、「他人に頼む前に、自分でやる」とか、
「他人に聞きながらやる(厳密にはアドバイス料とか発生してもおかしくないけど、そこは関係性次第かと)」とか、
「完全に見返りなしで頼むなら、その人の話を少しでも聞いたら?」とか、
そんな感じなんじゃないかと。


4位:迷える羊

これまででも、そこそこ強力でしたが、
ボチボチ、「本番」でしょうか。

これは、本人談によると、コロナが無ければ生まれていなかった曲の一つの様ですね。
あと、CMが長くなってますね。

カロリーメイトCM|「変わらないもの」篇 60秒 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pSD9Biyik2s

曲は、ちょっと「不穏」なのと、
あと「オペラチック」なのと、
「テクノというかインダストリアル的」な感があるので、
「ダークオペラインダストリアル調のJ-POP」ということで(笑)
おお、なんだこの曲はって感じでしたけどね。
ものすご~~く広義だと、KOKIAの「il mare dei suoni」に似ているかもとは思いましたけど。

あと、詞の方ですが。


最初で最後の歌を 上手く歌えないのに
監督たちは 沈黙を守る

米津玄師 迷える羊 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0514ac.html

冷たい監督だなぁとも思いつつも、
「まず、何でも良いから、口に出してみて」って事で、沈黙しているのかもしれないですね。
「給付金くれ~」って所から給付金が出た?みたく。


背骨をなくした 大きな機械が
美しく 都市を跨いでいく
屋台は崩れ 照明が落ちる
観客は 白い眼

米津玄師 迷える羊 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0514ac.html

違う気がしつつも、
ただ、どうしても、コロナを連想してしまいますね。
いや、美しくはないだろうと思うんですけど。
そういえば、彼は「美しい」が口癖ですが、
そこは首を傾げる所も、結構ありますね。


列なす様に 演劇は続く 今も新たに 羊は迷う

米津玄師 迷える羊 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0514ac.html

ここが、最大のポイントですかね。
以下以外にも、色々な側面があると思うんですが。

まず、迷うって事は、選択の余地があるが故に起きる事なので、
「選択の余地がある事自体、まだ状態としてはマシ」とは思いましたね。
例えば、飲み物を買う時に、1種類しか無ければ迷いが生じないですが、
複数あれば、迷いが生じるとか。

あるいは、これは本人のラジオからですが、
「真剣に考えているからこそ、迷うんじゃないの?どうでも良いと思ってるなら、迷わない」みたいな話があって、
なるほど、確かになと。

あと、今回これが特に痛感したんですが、
「複数の選択肢があるにも関わらず、同じ土俵に上げていないが故に、選択肢が1つしかない様に見える」
という。
あるいは、「ググった時に、1つの記事しか見ていないので、選択肢が1つしかない様に見える」も同じですかね。
でも、B'zのTAKが言っていたんですけどね、
「複数の候補のうち、どっちのメロディを採用しよう」ってなった時に、
どっちも試して多数決取れば、結果は明らかでしょう?と。
なので「ウチの楽曲制作は、民主主義」だと。
システム開発でも、設計にしろ実装にしろ、複数案あったら、全部試せば良いのにと思ったりもするので、
満更でもないなと。

多分、根っ子の話として「迷わずに選択出来るのがカッコイイ」というのがあるのかと思ったりもしまして、
確かに、それが一番良いのは間違いないんですけど、でも結果良くなかったら・・・っていう。

ということで、迷うというのは、言われているほど悪い話でもないと思うんですが、
ただ、迷ってしまい、選択出来ない。
選択をするという事は、失敗するかもしれないというのがつきまとう。
でも、失敗してはいけないと教えられて来たら、躊躇してしまい選択出来ないというのがあるかなと。
多分、こっちの方のイメージで、デメリットにみなされているんじゃ?とは思いましたね。

でも、例えば音楽のライブなら、「リハーサル中」なら、幾らでも失敗しても良いわけですよね。
本番までに修正すれば。
あるいは、システム開発なら、ちょっと極論ですが、
「本番リリース前に、誰でも良いのでバグを見つけて、修正すればとりあえず良い」と思っている所はありますね。
フェーズが、要件定義でも総合テストでも、どこでも良いので。
だから、プロジェクト関係者「以外」の人が、
「ねえねえ、なんかこんなのあったけど」っていうのでも、
殆どないでしょうけど、別に良いとは思いますね。

あと、失敗するにしても、「小さく」失敗すれば良いだろうと。
いきなり、大チャレンジとか大ジャンプしようとするからダメなんであって。
それで思ったのが、以下ですね。


そもそもライブにおいてあまり自分を過信してないんですよ。苦手なのはわかっていたし、場数も踏んでないから、やれることなんてたかが知れてる。自分のことは信用してない状態だったんです。そんな状態で、大きなステージにいきなり立ったとしても成立しないと思った。きっと大きな場所に見合った見せ方を周りの人たちから提案されて、いろんな人と一緒に作り上げることになったと思う。それは結局、ただの「米津玄師」っていう名前のハリボテになってしまう。そういうものを作ることに何も意味があると思えなかったんですよ。しょうもないとしか思えなかった。

米津玄師「Flowerwall」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

これはまだ、人気がそれほどでもない時期の話ですが、別に良いと思うんですよね。
結構彼は、地道なタイプだと思いましたね。・・・少しは、見習わねば(苦笑)

あと、この曲はすっかりご無沙汰ですが、カラオケ向きかなと。
サビの「あぁ~~いしてるよ~」「まぁ~~ってるよ~」とか(笑)

ということで、この曲が1位でもおかしくないんですが・・・まだ3曲「も」あるんですよね(笑)


3位:まちがいさがし

これは、セルフカバーもありますが、
菅田将暉さんバージョンの方が「素朴」で良いなぁと思いましたね。
米津さんバージョンは、ダメじゃないけど派手過ぎるかなと。

菅田将暉まちがいさがし
https://www.youtube.com/watch?v=7940nuwCEYA

これは、もう以下の詞に尽きるというか。


まちがいさがしの間違いの方に
生まれてきたような気でいたけど
まちがいさがしの正解の方じゃ
きっと出会えなかったと思う

菅田将暉 まちがいさがし 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a05c7bf/l04bac0.html

Aメロが一番良い曲というのも、珍しいですね。
2番も同様ですね。

ここから、以下の様な事を思いましたね。
それは、「まちがい」なのか?って。

この性格に生まれたのが、
この街に生まれたのが、
この性別に生まれたのが、
この時代に生まれたのが、
ネットにハマったのが、
この仕事を選択したのが、
この街に住んでいるのが、
音楽にハマッたのが、
この推しにハマったのが、
(一部では後進国と言われている)日本に生まれたのが。

そういえば、こういう箇条書きみたいな書き方は、
ピンク・フロイドのロジャーが「Eclipse」や「Dogs(最後の方)」で、
やってましたね・・・影響受けてるかも(苦笑)

話を戻しますが、上記の第四世界から見ていると、
「AさんとBさん、似たもの同士じゃないの?」と思う時が多々ありまして。
でも、何故かあまり交流していない様に見えるし、
酷い場合は、何故か争っていると。
ちなみにコレ、第四世界に来たくて来たというより、知らない間にここにいたという感じなんですけどね。
米津さんがどうなのかは、知らないですけど。

結果さえ良ければ、どうでも良いと思うわけですよ。
だから、↑の曲提供だって、
普段はライバルだけど「音楽業界の発展」を考えてしてるんじゃと思うんですね。
みゆきさんも、TOKIOに提供してますし、この曲もそうですね。
「たまに」しているだけなのに。
それが、「○○は××に寝返った」とか、
「○○はメジャー(インディーズ)に行ったから、どうでも良い」とかも同じですかね。
マクロな視点が無いと難しい様にも思うんですけど、
ちょっと細部にこだわり過ぎなんじゃとは思いましたね。
システム開発でも、他にもやる事山程あるのに、
滅多に出ない例外のテストに、時間をガッツリ割いたり、
ドキュメントの整備を「完璧」になるまで行ったりと考えると、
これは、重要度の話かもしれませんね。


ということで、この曲が1位でもおかしくないんですが・・・まだ2曲「も」あるんですよね(笑)


2位:カナリヤ

これも、本人談によると、コロナが無ければ生まれていなかった曲の一つの様ですね。
以下で、少しだけ聴けますけど。

米津玄師 5th Album「STRAY SHEEP」クロスフェード
https://youtu.be/iBx4Wusc7aY?t=514

うん、「とても平凡なメロディ」ですね。
といっても、「平凡じゃなかったら、絶対に名曲なの?」という問題がありまして。
なので、平凡だからというのは、説得力にかけるんじゃと思いますね。
・・・逆に、平凡じゃない曲を「沢山」聴いてみれば良いんじゃないかと思いますね。
その中でも、良し悪しつくでしょう?っていう。
あと、以前にもこういう曲はありまして、
B'zの「ROOTS」や、みゆきさんの「慕情」に似た印象を持ちましたね。

で、詞の方なんですが。


カナリヤが鳴きだす四月の末の 誰もが忘れていく白いプロムナード

米津玄師 カナリヤ 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0514ae.html

これは、緊急事態宣言中の、イベントが出来ない事を言っているのかなと。
4月末だと、やっていた所ほぼ無かった?と思いますし。
逆に対比として。


カナリヤが消えていく五月の末の 木の葉が響き合う湖畔の隅っこ

米津玄師 カナリヤ 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0514ae.html

こっちは、緊急事態宣言明けですね。
徐々にではあるものの、音楽活動も再開しているみたいですし。

あと、またCメロですが。


あなたも わたしも 変わってしまうでしょう
時には諍い 傷つけ合うでしょう
見失うそのたびに恋をして
確かめ合いたい

米津玄師 カナリヤ 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l0514ae.html

↑では平凡と書きましたが、ここに独自性があるかなと。
あと、「恋をして」の所が、どうも「会話して」にしか聴こえないんですが(苦笑)
ちょっと、その部分だけ熱唱気味なのもあるんでしょうけどね。

話を戻して、
大体、こういう曲だと「変わらないで、ずっとそのままでいて」みたいな歌詞だったりするわけですが、
そうではないと。

↑の、みゆきさんの縁も合わせて考えると、
元々が「不安定」だったり「流動的」なもんだと思うんですね。
なので、変わっていってしまうもんだと。喧嘩したりして。

でも、恋愛においては、変わってしまって昔の素敵な貴方じゃなくなったけど、
どうしようか?離婚しようか?と。
確か、在宅が増えた事で「コロナ離婚」というワードをよく見かけましたけど、
それは、↑にある通り、確かめ合う必要があるだろうと。
子供がいるなら特に。

あるいは、物において昔は新しかったけど、今は古くなってしまって、
で、そのままにしておこうか?新しくしようか?と。
システムでも、新しい言語が出来たり、バージョンが上がったりと変わっているけど、
これは、変えてしまっても良いんだろうか?と。
・・・多分、少なくともバージョンの方は変えた方が良いんですけどね。

逆に、道路が陥没した、自然災害で家が無くなってしまったなんて時は、
「維持」する為に、元に戻した方が良いんじゃないか?と。
維持するだけでも、結構大変な事もあると思いますけどね。
会社を維持、地域を維持、自分の身体(健康)を維持などなど。

良い詞だと思いましたけどね、メロディが良いってのもあるけど。

という感想と、あとこの曲もう一つ、「理想と現実の折り合い」というのがありまして。

この曲は「いいよ」という単語がやたら出てきますけど、
でも、以下の様なことがありまして。


ダメとイヤばっか ぶつけあうため
僕ら出会うわけじゃないよ

B'z SUPER LOVE SONG 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a00067d/l00b6d5.html

「理想が高い」が故に起きるんだろうなと、こういうのは。
推しと結婚したい、推し以外はイヤとか。
年収○万欲しい、そうじゃなきゃイヤとか。
といっても、それが「原動力」にもなったりするので、
必ずしも、悪いわけでもなく。
でも、その原動力をもってしばらく頑張る→頭打ち→また頑張る→頭打ち
というのを繰り返すと、どこかで気付くと思うんですね「限界」というものに。
年収○億は、多分無理だなとか、
世界一の○○は、多分無理だなとか、
推しとは、多分結婚出来ないなとか、
当初の要件や仕様は、達成できないなとか。
って思って、でもまた頑張るんだけど・・・以下、無限ループ(笑)
でも、少しずつ上限が下がっていって、「いいよ」って。
・・・単価の交渉とかを、思い出しますけどね(苦笑)


テレビの歌はいかにもそこに
いかにもありそうな お伽ばなしをうたう
夢やぶれ いずこへ還る
夢やぶれ いずこへ還る

中島みゆき 成人世代 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a000701/l00f54e.html

こんなのもありますね、その通りだと思いますけど(苦笑)
彼もそうですが、まだ若い人なら違うと思いますけどね。

あと、時々、年輩になってから人生が変わったみたいなケースも見かけますけど、
それって、その人が今までやった事が「ない」事ですよね。
それなら分かるし、年輩で活力があるように見える人は、そんな感じに見えますし。
いわゆる、マンネリ化「しない」なんでしょうけど。
でも、今までやってきた事に関しては、どっかのタイミングで「限界」が見えてしまうと。

理想を持つのが悪いわけじゃないんですが、
どういうステップを経て達成していくんでしょう?というのが大切に思いますね。
さっきも書きましたが、彼も一つずつ段階的にステップアップしていって、今があるわけで。

この辺は、B'zのMONSTERとも似てるなとは思いましたけどね。

ということで、これで2位というのが・・・やっぱり1位は、「あの曲」なのか・・・・





1位:ナンバーナイン

・・・いや、別にあえてシングル曲を外しているわけじゃなく。
まちがいさがしや、アイネクライネ(厳密にはシングルじゃないけど)は、入ってますしね。
というか、シングルのA面って全体で見たら数が少ないので、これまでもそうですが入りにくいと。
あと、よく言われますが、B面やアルバム曲の方が「アーティストの本質」が見えるかなと。
で、この曲は、以下は30秒(ノリの良い曲だし十分では)なんですが。

米津玄師 5th Single「LOSER / ナンバーナイン」Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=vP6l_p4KJpI

なんか、EXILEの曲にこういうのが・・・分からないんですけどね。
多分、彼の好き嫌いは、↑にも書きましたが、個性の有無で大きく分かれるんだと思いますね。
一神教」と「多神教」というのか、僕は後者って今更感がありますけど、
でも、一神教の人の方が多いと思うんですね、「このアーティストしか聴かない」とか。
でも、仕事が特に顕著ですが「一人がダメになったら、一気に崩れる様な状態」が嫌なんですね。
「地盤が緩い」というか、危なっかしいなと。
大体、↑でも書きましたが、
それはダメになっちゃって良いものなの?維持しなくて良いものなの?ってのもありますし。

で、詞の方ですが。


砂に落ちた思い出が息をしていた 遠く遠くから届いていたんだ
誰もいない未来の僕らの声が 美しくあれるように

米津玄師 ナンバーナイン 歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0579b7/l03c4e0.html

上記だけだと分かりにくいですが、「時間軸」で見ると分かりやすい様に思いますね。
これまでも散々ありましたが、
ものによっては、自分が生まれる「前」の曲や小説や本(人月の神話とか)だったりに、
大変にお世話になっておりますので(笑)
で、彼の他の曲もこの曲も、しばらくしたら「古くなる」けど、
未来の人が、参照してくれればという感じですね。「曲は死なない」ので。
あるいは現在だと、すっかりお約束の「言葉は非力であり、届かないもの」ですが、
しばらくすれば、あるいは・・・と。
というより、下手すればですが、もうこれぐらいしかない気も。
カナリヤとまちがいさがしの方が良い気もしますけど、話の流れ上1位にしました。

長くなりましたが、ベスト10は終・・・アレですか?





特別枠:Lemon

いや、曲が良いのは分かるけど、詞にそれほどピンと来なかっただけなんですけどね。
しっかし、以下の本とか、もう国民的ヒット曲は厳しいという状況でねぇ。
本人も驚いたみたいですが、一体何事?って思ってましたね。

ヒットの崩壊 (講談社現代新書) | 柴 那典 |本 | 通販 | Amazon

ところで、この曲は詞も結構暗いと思ってまして、
そこが、ピンと来ていない(意外と、米津さん本人も?)んですが、
単に「死んだ人」というより、
「疎遠になって、事実上会えないので、相手が亡くなった状態と変わらない」的な意味合いで、
支持されたのかもしれないですね。
それでも、良いとは思いますけどね。


・現在と今後

こちらが、最新のインタビューですが。

米津玄師「STRAY SHEEP」インタビュー|3年かけて磨き上げた傷だらけの宝石 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー


──最後に、もう1つ改めて聞ければと思います。完成から少し経って、改めて考えると「STRAY SHEEP」は、どういうアルバムになったと思いますか?

性懲りもなく迷ってるなという感じですね。だからアルバムのタイトルも「STRAY SHEEP」(=迷える羊)になった。自分もいい大人なわけで「そろそろちゃんと腰を据えてどっしり構えたほうがいいんじゃないか」と言われる年齢でもあるとも思うんですけれど、性懲りもなく「果たしてこれでいいんだろうか」とか、そういうことを日々絶えず考えている。

米津玄師「STRAY SHEEP」インタビュー|3年かけて磨き上げた傷だらけの宝石 (4/4) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

そうですね、なんか「どないせぇっちゅうねん!」と何故か方言になってしまいましたが、
そんな感じですね(苦笑)
ただ、Radioheadの「Everything~」とか、
あとギャンブルなどから、「全く結果が同じって事はないだろう」とは思いますので、
その辺から、考えていきたい所ですね。
音楽だって、例えばA面とB面の曲を「逆」にしてリリースしたら、結果は違うでしょうし。
あと、


──聴き手にとっては、この「STRAY SHEEP」は、まさに米津さんがおっしゃったように、宝石のようなアルバムとして受け取ることができるのではないかと思います。特に心に傷を抱えていたり、なんらかの抑圧を受けてきた過去を持っている人にとっては、そうやって育ってきた自分を1つの宝石として捉え直すきっかけになるかもしれない。

最終的にはどうしてもそういう人のほうを向いてしまうんですよね。傷つきやすかったり、些細なことでひどく沈みこんでしまうような人たちに対して、自分はどんなことができるのか。大人としてのある種の浅ましさみたいなものを引き受けながら、どんなふうに包み込んであげることができるのか。何より細心の注意を払っているのは、そこかもしれないですね。

米津玄師「STRAY SHEEP」インタビュー|3年かけて磨き上げた傷だらけの宝石 (4/4) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

海外とか見てると、「貧困や差別などから来る暴動」の怖さというのも感じたりしますしね。
あとは、人口が減っていくのもまず確実で、純粋な日本人も減っていくけど、
でも、自分は日本人だし、日本に住んでいるし、
だから、日本向けの音楽を作っていると。
ベースが歌謡曲や民謡なのも、その一環であるとか。
・・・それは、完全に「推測」ですけどね。

あと、彼には、今回も予想以上に売れていると思うので、
前代未聞の記録更新に注目ですかね。
どの分野でもあると思いますけど、
例えば、最近だと将棋の藤井聡太君とか。
あと、競馬も「凱旋門賞を買った日本馬はいない」とか。
なので、音楽においても・・・。

いや、これ何が面白いのかやっと分かったんですが、
「予想通り過ぎる」というのは、多分面白くないんですよ。
結果が良いなら、まだ良いんですが。
でも、「良い意味で予想が外れる」というのは、外れたとしても良いんじゃないかと。
「予想以上に美味かったとんかつ」とか(笑)
米津さんも、当初は良いとは思うけどどうかな・・・って感じでしたけどね。

逆に不安材料は、手癖もあまり感じないから、すぐに人気が落ちる感じもしませんしねぇ・・・
あ、特に海外から、パクリで訴えられる点ですかね。
話は分かるものの、相手によっては、あれはちょっと危なっかしいとは思いますので。
あと・・・結婚ですかね?(苦笑)
させてやれよって、やっぱり思っちゃいますけど。

結論としては、今後も動向に注目ですね。


(5)全体の今後

勿論、まだいらっしゃいますけど、
米津さんの↑のインタビュー内容も込みだと、
もうそんなにねぇって感じですけどね。
「ポップソングとは、欺瞞である」みたいな事も書かれていましたし。
じゃあ、あと、事実上みゆきさんか陽水さんしかいないけど、時間かかりますしね。
ということで、まったりと聴いていきたいと思います。

やっぱり、ギャンブルの方が大事だと思いましたよ。