奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

音楽の味わい方

毎回の様に書いてますし、いい加減書こうかと思いまして(笑)

こういう記事がそんなにないってのもありましたが。

あと、イギリスですが、以下みたいなのもありましたしね。

「ほとんどの人は30歳になるまでに新しい音楽を探さなくなる」英国人対象の調査結果 - amass

あと、「新しい」って「未知」と同じじゃないかと思うので、

新曲でも良いけど、知らない○年前の曲でも良いんじゃないかと思いますね。

それでは、色々な観点からいってみましょう。


1.単純接触効果(ザイアンス or ザイオンス効果)

どうやら、以下の様な話でして。

繰り返し接しているうちにどんどん好きになるのはなぜ? | 日本心理学会

あるミュージシャン(誰でも良い)のコアなファン程経験あるんじゃないかと思うんですが、

「最初はしっくりこなかったけど、繰り返し聴いてる内にしっくりくる様になった」

っていう、いわゆるスルメ曲ってやつですね。

個人的には、上記に加えて、

「繰り返し聴く事で、どういう曲なのか学習して、楽しみ方を知って好きになった」

っていうのもあるんじゃないかと思ってるんですけどね。

いや、↓に出てきますけど、曲によって楽しみ方が違うじゃないですか。だから。

あと、単純接触って事だと、

約10年ぐらい、殆ど音楽を聴いていなかった時期があったんですが、

その後に聴くと、キャッチーな曲でも結構違和感を感じたりしたので、

音楽から離れていれば離れているほど、また好きになるには時間がかかる様にも思いますね。

なので、また聴きたいと思っている場合には、

あまり音楽から離れると、少し厳しくなるかもしれません。


2.○年代とか、時期によって全然違う

邦楽ポップスだけでも、

70・80・90・00・10年代で

「○年代っぽい」とか感じる曲ってあるじゃないですか。

で、個人的には、00年代の曲をそんなに聴かずに、

いきなり10年代の曲を聴いた時に、最初は意外としっくり来なかったので、

いきなり大冒険をすると、少し大変だと思いますね。

なので、少しずつ「新しい or 古い」時代に進めていくのが無難に思いますね。

あとコレ、「別のミュージシャンに替わった」時も、最初はそうなりやすいですね。



3.自分は聴きにくい曲なのに、他人は聴きやすいって言ってるのは何故?

突き詰めれば「好みの問題」なんでしょうけど、

その「聴きにくい曲が、当たり前の様に周囲に溢れている」んじゃないですかね、他人さんの方は。

特に洋楽に顕著だと思うんですが。

だって、そうじゃなきゃ、

ピンク・フロイドがポップス」

って説明付かないでしょ(笑)

ライブ見ても、「老若男女が普通に聴いてる」感じでしたし。

あっちに住んでる人にとっては、「あれ」が「普通(少なくとも、そんなに変じゃない)」なんでしょう(笑)

でも、それは「住んでいる人にしか分からない」事ですし、

日本の歌謡曲を外国人に聴かせたら?ってのも、同じ話じゃないかと思いますね。


4.カラオケで歌うのが好きな人程聴くのが辛い曲

要は、歌にそんなに重点を置いていない曲だったり、長い曲だったり。

ええ、僕の様な人ですね(笑)

昔、カラオケがあるキャバクラに、「カラオケで歌う曲リスト」って紙に250曲ぐらい書いてある物を、

わざわざキャバクラに持っていって、「どれ歌って欲しいか選んで」ってキャバ嬢に頼む程度には好きですので(笑)

で、こういう場合、間奏とか「演奏の部分」に着目して聴いてみるのが良いと思いますね。

あと、それ以前に、上記1もありますので、

「急いで楽しもうとしない」でも良いと思いますね。

BGMの様に、ただ音楽を流しておけば良いと。

以下を読んで、演奏に着目ってのは強く思いましたね。

「歌」も「楽器の一つと思えば良い」って所がポイントに思います。

「Radiohead論」やっと「キッドA」が心底理解できた。これはJAZZなんだ! | kazukazu721's interest


5.表拍と裏拍

以下を読んで、あぁなるほどと思いましたが。

表と裏のビートのノリ方で日本人はバカにされたりしない - あざなえるなわのごとし

例えば、以下の曲(分かりやすいので)は、どっちかというと(正解は無いと思いますので)「裏」だと思うんですよね。

Radiohead - There, There - YouTube

ドラム(正確には違う様ですが)の音が「ズッチャ、ズッチャ」と終始なっていますが、

「手拍子」を、「先の」ズッチャで叩くのか(表)、「後の」ズッチャで叩くのか(裏)と。

いや、表でも楽しめないわけじゃないですよ、実際出来ますし。

あるいは、表でも裏でも手拍子するとか、「楽しめればどっちでも良い」と思いますし。

ただ、そういう「リズム」を意識してみると良いんじゃないかと思いまして。

個人的には、最近が「裏」が「腰にぐっと来る」感じがあって、

表っぽい曲でも、裏でリズム取ってる気が(笑)


6.好きな曲だけ繰り返し聴いてはダメなのか?

そんな事は無いですね(笑)飽きるまで聴けば良いと思いますし。

というより、複数曲聴くときに「スキップしない」方がポイントだと思いますね。

だから、仮に5曲あった時に、

曲A:再生回数5回
曲B:再生回数24回
曲C:再生回数89回
曲D:再生回数2回
曲E:再生回数10回

とか落差がついても別に良いというか、僕はそうなってますが(笑)

上記の場合だと、少なくとも曲A・D・Eは、もっと聴いた方が良いとは思いますけど。

これはもう「性格」の問題だと思うんですけど、

個人的には、「よ~し、聴くぞ」→聴いた後→「クソ曲じゃね~か!裏切られた!もう聴かない!」とならない様に、

慣れるまでは、「気楽」に聴けば良いんじゃないのと思いましたけどね(笑)

キレやすい性格?ええ、多分(笑)


7.まとめ

色々な観点から考えてみましたが。

(1)複数曲を聴く時に、「スキップ」だけはしない(同じ曲をリピートするのは可)

(2)余裕があれば、歌だけではなく「演奏部分」にも注目する

(3)余裕があれば、表拍・裏拍を意識してリズムを取ってみる

聴き方なんぞは、突き詰めれば別にどうでも良いとも思いますが、

リリース後数日で「もう飽きた、早く次の新曲を、早く早く」ってのを見ると、

まだまだ楽しめるのでは?と思ってしまいまして、書きました。

基本的に、他の娯楽より短いコンテンツなので、すっごくって事はあまりないと思いますが、

以下の曲の詞にある様に、「(思ってるよりも)音楽の効き目は長い」と思いますね(笑)

東京事変 - 能動的三分間 - YouTube


上記以外の参考:
数ヶ月空けると、時々ありますね
番外編「スルメ曲、ガム曲に次ぐ"漬物曲"の定義」 | これを聴いて何も感じない奴とは友達になれない。

これは、プロ向けというかガチ勢でしょうけど
音楽の聴き方 | kohtaro official website