奇特なブログ

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日本人は議論が嫌い?

いや、つい最近、「議論慣れしていない日本人が多い」という話を知ったので。
で、議論慣れしていないのは、「議論をあまりしない」からだと思い。
じゃあ、議論をあまりしないのは、
「議論が嫌い」なのか、
「議論が好きではない」なのか、
「議論の必要性を感じていない」なのか、
辺りではないかと思いまして。

でも、確かに筆者も、あまり議論をした事が無いので、上記の言葉には頷ける部分があって。
数少ない議論をした相手は、「外国人(日本語が話せる人)」だったりもしましたし。
いやまあ、日本人でも「稀には」いらっしゃるんですがね。

じゃあ、なんで議論をしないのか。

「議論をして、何かの為になるの?」については、
「誤った考えの人を正せられる」事だったり、
「"何となく"知っている人の理解度を深められる」事だったり、
「議論をする双方の認識合わせになる」事だったりとかが有ると思います。

次に、「議論って相手を傷付けるから嫌い」って意見については。
まず、「感情のぶつけ合い」なら当然そうなるでしょうねというか、
それは議論とは呼べないとは思いますが。
あと、「誤った考えを持っている人に対して、指摘して傷付ける」のは。
誤った考えが実害になるのであれば、それは仕方ないと思うんですがね。
大体、「下手に習えば下手がうつる」って言葉がありますが。
下手をうつされた人間が、上手い人間に会って、
間違いを指摘されても、「直せば」良いわけじゃないですか。
議論をする事で直せられるのなら、それはチャンスじゃないですか。

他に、「議論は勝ち負けがはっきりするから嫌い」とか。
正直、議論なんて「勝ったり負けたり」の世界だと思いますし、
そもそも、上記に書いた通り、勝つ事が目的じゃないですよね。
だから、勝ったからといって威張るものではないって、
まあ、ここは筆者自身も要注意ではあるんですが(苦笑)

他にも、「議論をすると、何かと気不味くなる(なります?以前した時にはむしろ仲良くなりましたが)」とかも、
「単に感情のぶつけ合いになっているのでは?」と、筆者は感じてしまいます。
「私は、その考えは"何となく"イヤだから却下」とか。

ああ、あと、「間違いという相手の弱点を指摘することよりも、相手を尊重しましょう」とか。
えっと、「相手を尊重する」って、
「"いちいち改めて"考える必要がある事」なんでしょうかね?
子供ならまだしも、そんな事すら分からない大人など「放っておけば良い」。
あと、実害が皆無であれば、別に「間違ったまま」でも良いと思いますよ。

そんな事を考えると、「議論をしないなんて勿体無いし有り得ない」って思ってしまいますね。
というか、議論をしないのなら、会議とかでも「全員賛成!」って事になってしまうと思うんですが。

で、あと、議論をする「場所」について。
公開出来ない仕事の話とかなら止むを得ないですが、
筆者は「Web上で行う」のも面白いと思います。
「物理的に離れていても可能」だし、
「意見を言うのも本人の好きなタイミングで可能」だし、
「記録を残せる」のも大きいかなと。
とはいえまあ、「知らない周囲の目も気になる」という意見もあると思うので、
メール等の「議論の対象者以外は閲覧不可能」な手段でも良いと思いますがね。

最後に、別にこの記事に限ったことではないのですが、
ここで書いた「議論についての考え方自体」も「議論の対象になる」と思います。
ですので、ご意見・ご反論、どうぞよろしくお願いします。