奇特なブログ

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群像劇が好きだったのか・・・

いや、最近FF6が好きという方を知りまして、
そういや僕もFFの中で一番好きだけど、何でだろうなと考えていたんですよね。
で、「群像劇」だからだろうなぁと。
まぁ、それ以外にも、
世界が崩壊して絶望中の絶望の様な最悪の状態から、
希望や光を見つけていくという世界観も好みなんですけどw
そんなに絶望感が無い状態から平和をとか言われても、
別に絶望的な状況じゃないんだから、
何もしなくて良いんじゃないとか思いますし。

話を戻して、改めて群像劇について。
で、考えてみたら、
FF6は勿論の事、
DQも4が一番好き(決して後付けではないw)ですし、
映画も「タワーリング・インフェルノ」とか、
パルプ・フィクション」とか、
「ナイト・オン・ザ・プラネット(これはオムニバスだと思いますけど)」とか、
マグノリア」とか、
THE 有頂天ホテル」とか、
「大失恋(これもオムニバスかな)」とか、
好きですしね。
あと、Missingも多少その要素が有る感じ。
更に、実はDDFFも群像劇(でしょう?)だったという!

どうして、群像劇が好きなのか。
いくつかあるんですけど、
まず、「誰もが主役」って辺りがあるんじゃないかなぁと。
英雄チックな主人公が一人いて、
で、主人公に付いていく人がいて、
敵をやっつけていくっていうのは、
まぁ、こっちの方がカッコいいとは思うんですけど、
「主人公、大変じゃね?」って思うんですよ。
といっても、今の日本が英雄チックな主人公を求めているのは知ってますけどね。
選挙結果に良く出てると思いますし。
ただ、「私は脇役が似合っています。器的にも。」って人物もいますけど、
でも、「貴方だって、主役になれるでしょ?今は違うかもしれないけど、
少なくとも、生まれた時点では誰もが赤ちゃんで大して差異は無い」はずですし。
勿論、群像劇の主人公達の中で、
多少序列が出来る(DDFFだとライトニングとWOLがやや上とか)というのは、
あると思いますけど、
でも、非群像劇な作品に比べたら、全然少ないと思いますし。

次に、群像劇だと、
「色々な立場や視点を感じやすい」というのもあるかなぁと。
「正義と悪」みたく、単純な構造になりにくい(DDFFでも仲間割れとかしてるし)ですし、
その方が、むしろ自然で現実的だと思いますし。
あと、これは群像劇に必須の要素じゃないですけど、
例えば、エリートで有名で脚光を浴びまくっている人と、
知名度ゼロで社会から見放されている人を、
どっちも主人公にして、対比させるっていうのも面白いと思いますね。

逆に、欠点というか、個人的には欠点じゃないんですけど、
「ストーリーが難解になりがち」なので、
作る側も観る(読む)側も大変だとは思いますね。
実際、難しいでしょうねぇ。
特に、よくありがちな「最後で関連付ける所で、どう関連付けるか」は。
正直、上記のマグノリアなんかは、その関連付けの意味が分からなかったってことで、
もう一回観てみたい気はしてますけど。
オムニバスだと、その関連付けるというのが無いと思うので、
その分簡単なわけですけど、その分面白さも下がると思いますし。

でも、こうやって書いていて「死ぬほど」書きたくなったのも事実w
まぁ、まずはオムニバスから書いてみますかね、それなら書けそうですし。

しっかし、自分が群像劇が好きだったというのには、ホント気付きませんでしたよ。
ってことで、この記事を残しておきたいと思います。