奇特なブログ

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ペルソナ2 罰を終えて

なんか、中盤ぐらいから、物凄いスピードで消化してしまいましたね、このゲームは。
評価は、まぁ好み(キャラクターの年齢が成人)もありますけど、
ゲーム的にも、罪よりも完成度は高かったと思いますね。

さて、今回はどういう切り口で書こうか色々考えていたんですけど、
主に「シャドウ(ニャルラトホテプも含む)」について書こうかなと。

個人的に、パオフゥのシャドウの所がピンと来たんですけど、
一つ思ったのは、必ずしもシャドウの言葉通りにしたらダメってわけでもないって事ですね。
パオフゥの場合だと、過去に囚われていたというのがあったわけですけど、
でも、過去に囚われていたという事実を知ったというのもあるわけで。
で、その上で、過去に囚われている自分を知りつつも、
それでも、そのままであり続けるのだってナシではないかなぁと。
まぁ、その場合、あんまり宜しい結果にはならない可能性が高い(僕の経験談からだと、大抵は堕落の道に進むとは思うので)とは思いますけど、
でも、別にダメではないんじゃないかなぁと。
まぁ、そのシャドウの内容にもよると思いますけどね。

多分、シャドウという存在は、
自分という存在を知る為の、一つの鍵なんじゃないかと。
鏡に映る自分の様にですね、どういう人間なのかを教えてくれているんだと思いますね。

なので、スタンスとしては、
「見たいから見る」「見たくないから見ない」っていうのは、やっぱり危険で、
「見た上でどうするかは好きにしてくれ」って感じなんじゃないかと。

シャドウは別人じゃありません、自分自身(の嫌で心の奥底に閉じ込めた部分)なんですってのが大切だろうなぁと。

次に、ニャルラトホテプについては、
「思いっきりネタバレ注意」ですけど、ココの、
克哉「全ての可能性は混沌より生ず…、そうか…、そうだったな…。」
に注目しました。

皮肉なもので、闇とか混沌という状況があるから、
それを打ち破る光とか創造というのが生まれるんでしょうと。
まぁ、「罪」の方では負けてしまった(というかそんなに簡単には勝てないと思います)わけですけど、
「罰」でリベンジを果たしたと。

人間に備わっている「感情」とか「欲望」とかは、
宜しい結果を生まない事も多いですけど、
でも、それがあることで、人間を喜ばせることが出来るというのもあると思いますね。
でも、逆に人間というか人類全体が煩悩をきっちり制御したら、
平和にはなる気はするんですけど、多分感動なんかは殆ど味わうことは無くなるんじゃないかと思いますね。
で、その状況のどちらを好むかは、ホント「好み」次第なんだと思いますね。
個人的には、もう少し平和になってほしいよねぇとは思ってますけど。
単純に僕が、あんまり贅沢言わない方だからだと思いますけどw

そんなに長くないですけど、ペルソナ2罰については、この辺で一旦終了で。
いや、罪の方もそうなんですけど、結構ストーリーが難解だとも思いましたので、
「心理学(主にユング?)」「占い(タロットとか)」「オカルト(噂とか)」
「各国の神話系(メガテンほどでは無さそうですけど)」
クトゥルフ(悪魔の名前にポツポツと出てくる)」辺りの知識があると、
「より」楽しめるのではないかと思いました。
なので、しばらくはやらない方が良いかなぁと。
ここは、メガテンも概ね同じですね。
まぁ、他にも、やりたいことが沢山あるっていうのもありますけど。

まぁ、そんな所ですね。