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奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

マネージャさん、貴方には「覚悟」がありますか?

注意点を先に。

まず、この記事では便宜上「マネージャさん」としてますが、
実際には「部下が1人でもいる人全員」が、
特にこの記事の対象だと思います。
もちろん、部下がいない人が読んでも良いんですけどね。

では本題に。

マネジメントにおいて必要な能力って、最低でも以下の様なモノがあると思います。
他にも、予算・進捗管理とか顧客折衝とか沢山あるでしょうけど。

1.自身がマネジメントを行う分野についてのスキル(ITエンジニアなら技術スキル)
2.部下の話を、「目線を合わせて」聞けるスキル(コミュニケーション"マインド")
3.部下をチームを引っ張っていく覚悟(統率力とかカリスマ性とか?)

んで、1は言うまでもありません。
例えば、ITエンジニアなら。
作業Aの難易度(何時間ぐらいで終わりそうか)を知るには、
その作業(もしくは類似)を深く理解していなければ分かりませんし。
また、成果物の品質の良し悪しだって、
どういう成果物なら品質が良いのかなどは、
最低でも中級以上の技術スキルがなければ、見極められません。
また、「作業が出来る」だけではダメでして、
その作業の目的(本質)の説明が出来る必要があると思います。
以前にも、ココ http://kitoku1.blog129.fc2.com/blog-entry-139.html に書きましたが。
とりあえず、ここは書き出したらキリがないので、今回はこの辺にしておきます。
まあ、上記の条件について、
実在する多くのマネージャさんが、実際どうなのかは取り敢えずおいとくとして(苦笑)

次に、目線を合わせて聞けるスキルについて。
貴方は出来るから、どうしても部下の仕事ぶりがもどかしく感じたり、
答えを教えたくなると思いますが。
誰でも最初から出来るわけではありませんし、
答えを教えると、部下が自分で何も考えなくなる(思考停止)ので、やってはいけません。
これも、以前にココ http://kitoku1.blog129.fc2.com/blog-entry-142.html に書いた通りです。
ですので、マネージャさん。
貴方が、今の部下のスキルレベルまで目線を下げて、部下の話を聞く必要があるわけです。
まあこれも、実在する多くのマネージャさんが、実際どうなのかは取り敢えずおいとくとして(苦笑)

最後に、スキルというか気持ち(覚悟)の問題の様な気がするんですが、
「貴方は部下をチームを組織をどうしたいのか?」みたいな話です。
これが、今回の主題です。
あと、ここからはかなりキツめの文章になりますので、ご注意下さい。

きちんとマネジメントを行えるだけの実力があっても、
部下の目線に合わせて話を聞けていたとしても。
マネージャさん、貴方がちゃんと行動でも見本を示して、
仮に上司や顧客相手でも、「ダメなものはダメ」という姿勢を見せなければいけないと思います。
それをしなければ、きっと部下は以下の様な事を思うのではないでしょうか?

「あの人は実力もあるし、自分の話もちゃんと聞いてくれるけど、
何となくこの人を信じてついて行こうとは思わないんだよな」

部下のこの考えに、問題が全くないとは私は思いません。
上司に寄っかかって、いつまでもおんぶに抱っこ状態なのも考えものです。
でも、マネージャさん。
貴方は、以下の様な事を最近言ったり思ったりしていませんか?

「問題なのは、俺よりもっと上の人間であったり、お客さんなんだよ。だから俺ではどうしようも出来ない」
「やりがいのない仕事かもしれないけど、これも経験の一つとして頑張ってみて」
「上の連中、全員終わってるから、もう俺は部下を置いて退職するわ」

マネージャさん、貴方にはある程度の裁量権はあるはずです。
で、その裁量権を使って。
どうして部下にもっと成長出来る様な仕事をさせる様に、
自分より上の人間と交渉しないのですか?
やる気がある部下であれば尚更。
言い方変えましょう。
マネージャさん、貴方が逆の立場で。
「自分の事しか考えない自己保身に走った上司を見たら、貴方はどう思いますか」?
そんな人間に、一生ついて行こうと思いますか?
きっと部下も、そんな貴方を見て同じ事を思うんじゃないですか?

また、守破離という言葉がありますが、その観点からみても。
守では、部下は上司の真似をします。
つまり、上司がちゃんとしなければ、
部下もそれを見て、ちゃんとしなくなるわけです。
そうしたら、仮にその部下が出世して上司になったら、
また、その部下もちゃんとしなくなっていくわけです。
以降、延々と続きます。
そしてその結果として、腐敗したチームや組織や国家が出来上がっていくのではないのですか?

そうならない為にも。
まず、部下を知ってスキルレベルや適性を知り。
その上で、「この部下にこの作業は簡単過ぎる」と思えば。
その作業を指示した大元の人間と交渉して、
他の人間(やる気のない人間とか)と作業を交換したり。
また、自分より上の人間が、
明らかにおかしいスケジュールや作業割りなどをしてきたら。
きちんと理由を述べて、「おかしい」と声を上げなければ。
というか、それがマネージャであり、マネジメントでは無いのですか?
だから、単にイイ人ではマネージャは出来ないと思います。

私が以前大好きだった、プロレスの話で恐縮ですが。
グレート・ムタという選手がいまして、
「ムタがやらねば誰がやる!」という言葉というか、正確にはアナウンスですが、
そういう言葉があります。
で、マネージャさん、貴方「が」やらねば誰がやるのですか?
進化ではない退化を、指を加えて見て見ぬふりをするのですか?
どんな問題であろうが、真っ向から対峙しなければいけないのです。
貴方が逃げたら、部下も逃げようとするだけです。
そうしたら、その仕事どうなります?
貴方の手元にあるお金は、その仕事を通じてお客さんから頂いてはいないのですか?

自分を助けるのは、正直誰でもすると思います。
でも、マネージャさん。
貴方は、自分だけではなく、部下やチームや組織も助けなければいけないのではないでしょうか?

参考:
・マネジメントは、多分「真摯なコミュニケーション」→「背中で語る」
http://d.hatena.ne.jp/gallu/20110428/p1
・現大阪市長の橋下さん
・日本の多くの経営者や政治家(苦笑)