奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

成田悠輔氏を通じて今後の日本を考える

さて、成田さんについて1年半ぐらい追ってきましたが、
色々と参考になりましたので、
幾つかのテーマとそれに対する成田さんの発言から、
今後の日本の展望について考えてみました。

また、この記事は動画が非常に多く時間がかかりやすいかもしれませんが、
「倍速視聴」をしたり、あるいは倍速視聴が難しい場合には、
ラジオ感覚(映像を見ずに音声だけ流しておく。動画といっても、映像を見る必要性が低い動画だと思うので)で何度か動画を倍速でリピート再生した後に、
倍速の速度を少し下げて動画を見直す事で、比較的スムーズに視聴が出来ると思います。

また、動画タイトルの右側にある「(12:50~16:14)」等が、
今回のテーマについて話している該当箇所になっていて、
動画を再生すると、前述の開始地点から再生される様になっています。


目次:
1.いわゆる出羽守とは少し違う
2.専門家が専門外の分野の話に参加しない事について
3.表舞台を支える裏方の人達
4.SNS=居酒屋空間?
5.長時間の雑談による相互理解
6.老後の金銭面の心配(老後2千万問題)
7.経済政策に関する考え方(MMTなど)
8.集団自決
9.今のままで良いのだろうか?徐々に衰退するというのは、どういう状態の事か?
10.最後に(今後について)


1.いわゆる出羽守とは少し違う

イェール大学助教授・経済学者 成田悠輔さんインタビュー(12:50~16:14)
www.youtube.com

アメリカで働いているというキャリア的にも、
いわゆる「海外は〇〇なのに、日本は〇〇じゃない」的なタイプな気もしつつも、
上記の動画を見ても、特に偏ってはいない(日本が良いとも言ってはいないので)と思いますね。

というか、この類の話を考えてみたんですが、
まず、日本に「有利なデータ」と 「不利なデータ」がそれぞれあって、
片方「だけ」のデータを持ち出しているんじゃないかと。

で、「生産性」「ジェンダーギャップ」辺りはダメなデータで、
一方で、そういえばあまり言っている人がいない気がする「平均寿命」は、
良いデータなわけですよね。

www.heartpage.jp

この辺、成田さんがデータ屋さんだから問題ないのかは不明ですが、
ただ、過度に良い(悪い)データばかりを並び立てているのには、
注意はした方が良いと思いましたね。


2.専門家が専門外の分野の話に参加しない事について

これは、成田さん自身がバラエティ番組とかに出ているのとも関連してますけど、
色々な切り口があると思いますね。

【成田悠輔×大西健丞】非営利組織の活動から誹謗中傷、政治・文化まで【初対談】(0:51~5:21)
www.youtube.com

まず、上記で専門バカについて触れられていますが、
それに伴う問題として「外部から見て、何をやっているのか分からない」ので、
その専門分野の価値を過小評価しがちになるというのがあるんじゃないかと思うんですよね。

で、ちょいちょい言われていると思うんですけど、
いわゆる「〇〇は不要」みたいな話が、
この事象の行きつく先になっているんじゃないかと。

でも、本当はそれは社会的には必要なものだったりするとは思うんですよ。
状況によって、「今は不要(or 必要)」というのはあったり、
人によって必要か不要かが変わるものはあるにしても。

なので、専門的知識自体は勿論必要なわけですが、
「その分野の社会的な必要性を、外部の人にもある程度は理解してしてもらえる工夫や努力」
も大切じゃないかと思いますね。

【成田悠輔vs東浩紀】なぜ大学辞め独立メディアを?【哲学とは何か】(24:45~28:17)
www.youtube.com

上記でも、同じ様な話をしていて、
ここでは、具体的な専門職名まで出てきていますね。

ただ、ここで成田さんは「外に出ていくことは損しかない」と言っていますが、
前述の話を考えると、別にそんな事はないと思うんですよね。

あと、専門分野の「複数人の間」だと、
専門分野「内」と専門分野「外」の活動の割合が、
「9:1」「7:3」「5:5」「3:7」「1:9」みたく、
集団(会社だったり業界だったりコミュニティだったり)の中でも、
個人によってグラデーションがあった方が良いんじゃないかと。

で、「9:1」の人と「1:9」が直接会話しても多分会話にならないので、
「自分の割合がどこなのか」と、「近い割合の人同士で連携を取る」のが大切じゃないかと思いますね。

大雑把に分けるなら、「専門的知識を追求する人」と「専門的知識を"広報"する人」がそれぞれいて、
広報する人は、その分野の良さや必要性を外に発信したりすると。

【成田悠輔が語る〝時間〟と〝効率〟 】タイパ重視がテレビに及ぼす影響は? 4/13深夜放送YouTube特別版 <成田悠輔×久保田直子>【ソレいる?六本木会議】(3:00~7:05)
www.youtube.com

これは、少し切り口が違って、
「専門分野「外」の分野に対する言動(≒普段行わない言動)をした時にどうなるか?」に対する話かと思いますね。
特に、タイパやコスパを「重視する人程、効果が高そう」だと思います。

タイパやコスパを重視する事が悪いとは僕も思ってないんですが、
ただ、「大衆的なチェーン店(例:お昼のマクドナルド)に並んで、時間を消費する」とか、
「並ぶという行為に対するリターンがそれほど大きくない(タイパが悪い)」と思うんですよね。
別にマックはアンチというか、むしろ週4で行っていた時期もあるぐらいなんですが、
クアアイナ」「シェイクシャック」「ウマミバーガー」(いずれもマックより高価格)辺りを知った後だと・・・という感じでしたので。

時間やお金を「かける」「かけない」というのにグラデーションがあると思うんですけど、
5段階で1から5の3付近に入りそう(そんなに重きを置いていない)な言動については、
特にお金や時間をかけない事が大切だと思いますね。
あと、「毎日やっている事」の様なタイプのものだと「毎日じゃなくて2日に1回に減らす」とかもありますかね。

で、そうやってお金と時間が出来たら、
「普段やらない言動をする」ので良いんじゃないかと思いますね。
リターンについては、やってて思うのは、
「毎回良いリターンがあると思わない方が良い」し、
「リターンの大小も予測できると思わない方が良い」と思いましたね。
大体、「セレンディピティ(偶然)」ですし、
狙い撃ちが出来る方が問題だとは思うんですけど。

具体的な出来事としては例えば、

「近所の散歩で、知らない道を歩いていたら、あまり見ないが好きな飲み物が入っている自販機を見つけたり、予想外に良い飲食店を見つけた」
「自分の専門外の分野に対して客観的に体験する事で、専門的知識や経験から来る専門の凄さを理解する事の難しさを知った」

とかがありましたね。
後者の方は、「ゲーム・音楽・グルメ・ファッション・サウナ」辺りにおいてですが、
共通しているのは、「神は細部に宿る」の通り「細かい所が違う」けど、
でも細かいので、かなり分かりにくいと感じたというのがありましたね。


3.表舞台を支える裏方の人達

成田悠輔(イェール大学/半熟仮想)3分プレゼン/IU35 Japan Summit 2020
www.youtube.com

この話で言っているのは、
人ではなくて地味な物だったり、我々が当たり前の様に使っている物ですが、
裏方的な役割の物の重要性を語っていると思いましたね。

【成田悠輔と雑談】日経テレ東大学終了…これからどうする?【人生をReHacQ】(6:30~12:36)
www.youtube.com

これも、上記の2と類似な話に思いますけど、
こういうメディアは当然、喋る人が出がちなので、
バイアスがかかっちゃっているとは思いますね。

仕事でいうなら会議であまり話さない人に意見を聞いてみるというのと似ているかな。
普通に大切ですね。

あと、今更ですが成田さんの話って、この話でも思いましたが、
「言われてみれば確かにそうだが、気付かなかった」という話が結構多いように思いますね。


4.SNS=居酒屋空間?

まず、SNSといっても、
発信内容が薬にも毒にもならないもの(これ自体、悪いとは全然思わないですが)もあるので、
今回は、そういった話は「除外」しています。

【成田悠輔が思い描くSNSの未来】 5/11 深夜放送のYouTube版 本編はTVerで配信中 <成田悠輔×久保田直子>【ソレいる?六本木会議】(12:00~18:55)
www.youtube.com

で、上記で成田さんが色々話していまして、
例えば「つながらないSNS」の必要性とかがありますと。
ただ、セーフティ目的としてのつながらないSNSの必要性はあると思うんですけど、
「どうして、会話が成立しないのか」については、
もう少し原因を掘り下げても良いんじゃないかと思うんですよね。

まず、SNSで発信するって点については、
僕は以下の以前の記事でも推してまして、
それは今も変わっていないんですよね。

情報発信とその背景
kitoku-magic.hatenablog.com

ただ、一つ反省点としてあるのが、
「発信も大切だが、それと同じかそれ以上に受信も大切」
という点が、上記記事には抜けているなと(苦笑)

これ、昔からそうなんですけど、
「発信量と受信量の割合」って発信量を多めに見ても、
「3:7」ぐらいだと思うんですよね。
例えば、今回の成田さんの話も、

書籍:成田さんが関わっている割合が多い4冊
WEB上の動画:50本ぐらい?
WEB上の読み物:10本ぐらい?

は受信してたりするんですけど、
これもどう考えても受信量の方が多いと。

なんですけど、現在問題になっている発信については、
「発信しまくっているだけで、受信していない(自分に来た指摘を無視しているも含む)」
になっているんでは?とも思うんですよね。

以下の記事にある、スルー力が悪い方で出てしまっているんじゃないかなと。

スルー力、ねぇ
gallu.hatenadiary.jp

対話をするのに大切な事って、

・論理的に筋道を立てて話す力
・相手の話を適切に聞く力(言っていない話を聞かないとか、話を途中で遮らないで最後まで聞くとか)
・不明点を、適切に質問する力

辺り(まだまだ沢山あると思いますが)があると思うんですけど、
でも、現状ではこの辺が上手くいっていなくて、
ただ、居酒屋で政治や会社や家族に愚痴をこぼしているだけみたくなってしまっているんじゃないかと。
居酒屋の例えは、どっかの動画(残念ながら見つけられず)で成田さんが言っていたんですが、
結構秀逸な例えだなと思いましたね。

あと、会話が成立しない原因のもう一つとして、
イデオロギー(ここでは、「主義」という意味合いが強めです)の対立」もあると思うんですが、
じゃあ、「自分はどういう経緯で、そのイデオロギーを持つ様になったのか?」
って点と、そのイデオロギーのメリデメについて考えるのが大切なんじゃないですかね。

まず、産まれた時点では持っていないと思われる(持ってないですよね?)イデオロギーって、
以下の様な要素によって確立されていくんじゃないかと思うんですよね。

・時代(〇〇世代によって結構違ったりしますし)
・環境(特に子供の頃において、親や周囲が過激な主義者だったとかだと影響大きそう)
・実体験(微妙な医者に診断されて、反医療主義者になったとか、グローバル変数に苦しめられて、反グローバル変数主義者になったとか)

で、それぞれのイデオロギーについて、それぞれメリデメがある(グローバル変数もちょっとしたプログラムなら便利かと)と思うので、
その内容が、現在の国や会社や家族や自分自身の状況や達成したい目的に対して適切なのかがポイントかと思いますね。

でも、この辺の内容も全然聞かない(特に、前者のイデオロギーの確立)ですし、
なので「SNSに限らず、会話が成立しない原因の掘り下げが足りない」印象を感じていますね。

で、じゃあどうするの?って所ですが、
以下の方向性は一つあるかもって思いますね。


5.長時間の雑談による相互理解

成田悠輔(音声のみ)×若新雄純×茂木健一郎×ぴらめきパンダ×ひろゆかないで日本のテレビ業界について語る。ぴらめきパンダと茂木さんが激論…!?垂れ流し(83:24~84:27)
www.youtube.com

上記動画は、成田さんは殆ど話していないんですけど、
上記の時間で若新さんが話している内容が、結構重要だなと思いましたね。

結構ありません?
家族でも会社でも、会議やMTGで重要なテーマについて話していたり、
意見が合わずに揉めてしまっている状況の中で、
「そろそろ時間なので、この辺でおしまい」
となってしまって、微妙なステータスで終わってしまう事って。

でも、特に「揉めている状況なのに、途中で止める」って、
「ただ、以前より仲がちょっと悪くなっただけ」という今後付き合っていくにしても微妙なステータスで、
そうなるよりは、「完全に意見が合わずに、絶縁レベルの関係になる」の方が、
まだマシだと思いますね。

あと、上記動画でも、茂木健一郎さんとテレ東(当時)の高橋さんがなってますが、
意見が対立しているのって、「相手の状況への理解が不十分」って場合もあると思いますし、
もう少し「冷静な議論」が出来るんじゃないかと思うんですよね。

ただ、問題なのは、忙しかったり時間が取れなかったりすると、
こういう話は出来なかったりするので、
まずは、「比較的簡単なテーマについて、"どっち方が良い?"かを比較する」っていうのから、
始めていけば良いんじゃないかと。

最近ピンと来たんですけど、色々な事や物について「皆さん、比較ってあんまりしていない」んじゃないかと。
例えば、自分が食べた事がない美味しい食べ物が出ても「今までの食べ物で良い(いわゆる食わず嫌い)」とか。

「比較した結果、どっちも同じ結果になる」って事っていうのが、殆どないんじゃないかと思うんですね。
でも、人類の歴史って、「以前より良い(良いといっても、"色々な良い"がありますけどね)」というのを志向してきていませんか。

比較するのが難しくなってきているというのは、あるいはあるんじゃないかと思うんですけど、
でも、「検証して比較するっていうのを、止めない」っていうのが、
「何をするにしても」大切なんじゃないですかね。


6.老後の金銭面の心配(老後2千万問題)

これは、残念ながら日経テレ東大学の方の動画で成田さんが言及していたので、
現在は視聴不可になっています。

日経テレ東大学終了については以下とかに書かれていまして、
まあ、テレ東高橋さんが、ちょっとしくじった部分はある(後藤さんに対する扱い)と思いますけど、
個人的には、日経に対して以前よりも更にアンチ度が増した感がありますね。

100万人登録突破した日経テレ東大学はなぜ終了したのか?背景と関係者の声まとめ - はーとぼいるどワンダフル。
fc0373.hatenablog.com

で、本題に戻りますけど、
その動画で、成田さんは「金銭面で将来が心配です」っていう一般人の相談に対して、
「ぼんやりと将来が心配ですって状態だと、いくらお金を持っていても、不安は抜けないんじゃないですか」
的な事を言っていたんですよね。

この類の話って「何が不安なのか」を整理したり、
あと、以下の様な将来プランを出来るだけ明確化するのが大切だと思うんですよね。

・今の会社のまま、定年まで仕事するのか
・何歳まで仕事するのか。
・何歳から年金生活するのか。
・何処に住むのか。
・子供がいる場合の、教育支出はどうするのか。
・想定外の収入や支出(特にコッチ)は、きちんとコントロール出来るのか

まだまだ山程あると思いますけど、
ただ、「上記の様な話を、将来に向けて詳細に計画したりしても、計画通りにピッタリいくとはあまり思えない」
と思ったりもするんですよね「激動の時代(日本よりも、海外を見ると)」と考えると。

なので、「将来について何も考えない、は無計画過ぎる」としても、
不安を解消する為に、あまりにも詳細を考えすぎても、「不安はゼロにはならない」と思いますね。
あと、何日かは分からないですけど最後には死ぬわけですから、
「死ぬことに対する恐怖心など」に対する対策も、考えておいた方が良いとは思いますね。


7.経済政策に関する考え方(MMTなど)

【経済学者】成田悠輔&池戸万作が熱論!日本なぜ成長できない?(18:06~)
www.youtube.com

再生数340万越えというビックリな動画になってしまいましたけど、
まあでも大事な話ですよね。

で、この動画の重要なポイントの一つって、
「因果関係と相関関係の違い」だと思うんですよね。
この辺、僕は以下の記事で初めて知りましたけど。

相関関係と因果関係の違い
gallu.hatenadiary.jp

ただ、この因果の話は結構難しくて、
僕は最初、普通に引っ掛かりそうになりましたね。

あと、以下の発言も結構重要じゃないかと思いましたね。

経済の実態の当たり前の循環をわかっていますか?
https://fc0373.hatenablog.com/entry/2022/02/27/135006#%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B%E3%81%AE%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E5%89%8D%E3%81%AE%E5%BE%AA%E7%92%B0%E3%82%92%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B

この辺あんまり分からないですけど、
これは経済における「名目」と「実質」って感じなんですかね。
個人的に一番思ったのは、
「お金を持っていても、"今までと同じもの"を買っていて新たな商品やサービスなどに使わないと"良くなっているってわからない"よね」
って所ですかね。

僕の本業のIT業界も、以前よりはブラック度が全然改善されたと思います(実体験と色々見聞きしている限り)し、
色々なエンタメもグルメもファッションもサウナも、
商品やサービスの質は以前より上がっていると思うんですよね。
でも、それを実感する機会が無いか少ないっていうのも問題なんじゃないかと。


8.集団自決

成田さんといえば、やっぱりコレですかね。
まずは、記事もありましたので、そちらを。

成田悠輔「私が“言ってはいけない”ことを言う理由」
https://www.minnanokaigo.com/news/special/yusukenarita/

次に、炎上した「後」の、成田さん自身の振り返り的な動画が以下ですね。

【成田悠輔 × 大﨑洋 イッキ見】「成田に喝!」吉本興業のドンが語る芸能界の闇と本音『夜明け前のPLAYERS』特別編(69:25~79:19)
www.youtube.com

【成田悠輔vs泉房穂】市政で国の政治動かす!今、政治家に必要なものは?【mudai】(45:43~49:15)
youtu.be

動画の方は、最初の大崎洋さんとの話の方が、充実している印象でしたね。

まず、この炎上については、成田さんが解説している以下の動画が、「自分自身に来た」と思いますね。

【マーケ】成田悠輔「可燃性の高い言葉だけが抽出された」吉野家生娘発言の本質は?言葉遣いのアップデートは不要?(7:07~12:34)
www.youtube.com

で、以前から「切り抜きは良くない」って言われていて、上記の事象を見るとそれ自体はよくわかる反面、
でも「切り抜きしないと、"時間がかかる"」っていうデメリットもあると思うわけで、
それと上記の「タイパ」を合わせて、「良くないと言われ続けられているけれども、中々無くならない」
んだと思いますね。

じゃあどうすんの?って話なんですけど、
「切り抜かれているから、全ては分からないよ(切り抜かれているものに対しての態度)」
「(時間がなくて)切り抜いているから、全部は分かっていないかも(自分が切り抜いている時の態度)」
って辺りがポイントなんじゃないかと。

なんか、「批判のトーン」が色々あるなと思ってまして、

「成田の発言は、完全に間違っている!!!!!!」
「ちょっとこの発言は、間違っていたり、不適切かもね」
って、批判的指摘でも「トーンが全然違う」じゃないですか。
で、あまり「感情的になってしまうと、良い議論は出来ない」んじゃないかと思いますね。

あと、僕はやまもといちろうさんもフォローしてますが、
以下の記事は重要だと思いましたね。

成田悠輔さんの高齢者に「集団自決」を求める発言がボヤを起こす一部始終
bunshun.jp

ここで一番重要なのは、以下にありましたが
「成田さんは、専門家として微妙?」
という所ですね。

bunshun.jp

確かに、あんまり分からないけど、だいぶん雑で微妙に見えますね。

ただ、以下の成田さんの専門性についての考えと、
大衆向けに伝える手法の考えを聞くと、
「妥当だなあ」とも思うんですよね。

イェール大学助教授・経済学者 成田悠輔さんインタビュー(5:36~7:54)
www.youtube.com

なので、上記の教育データ利活用の話も分かっていて雑に話しているのでは?
とも感じまして、「やまもといちろうさんと成田さんで、その辺りの"真意"について話してほしい」
と思うんですよね。

竹中平蔵氏ほか登壇】制度・規制改革学会 設立総会・シンポジウム 生中継(75:41~79:10)と(100:08~102:10)
www.youtube.com

上記動画で、また出てきましたが「異なるイデオロギー同士で冷戦状態で会話成立不能になっている」と言っていて、
成田さんは全体的な構図もちゃんと見れているんでは?と思いましたし。

国や会社でも思うんですけど、
「"同じ"国や会社なのに、一つで良いはずの政策とか戦略がどうして複数あるの?もう少し整理して、効率化したり質を高めたり出来ないの?」
って思うんですよね。
僕の本業だったら「同じ会社の1つのシステムなのに、設計やソースコードのルールや書き方が乱立していて、みんなバラバラに書いている」
とかなんかが、この話だと思っているんですけど。
あと、もっと身近な話ですと「夫婦が冷戦状態で、子供が困る(困るのは、結局下っ端という意味でも)」なんかも同じ構図と思いますね。

やまもといちろうさんと成田さんですと、
特にしがらみもない様に思います(ひろゆきさんだと、あるんでしょうし)し、
動画や記事は長くても良い(というか、テーマ的にある程度は長くならない方がおかしい)ので、
こういう話をしてほしいと思いますね。
「経済的だったり時間的に余裕があるのが、現在上にいる人やそこに近い人達」だと思いますし、
それが無いと、この辺の話も出来ないと思いますから。

と思う反面、もう炎上してから1年以上経ってますし、
最近、成田さんが話している相手(基本的に、保守じゃない人ばかりな印象)とかを見る限り、
やまもといちろうさんとの対談の可能性はもうゼロかもしれないですね。


9.今のままで良いのだろうか?徐々に衰退するというのは、どういう状態の事か?

ここまで色々書いてきましたけど、
今後はどうなのかについて、最後に書きたいと思います。


最後の「ユルユルと日本でお茶碗一杯の幸せを生きていく」路線の背景には、何だかんだ日本は世界全体からみればまあまあいい国、という現実があります。

日本は生活のためのインフラや保障が手厚く、交通機関も時間に正確だし、物価も安くて清潔で安全なので、お金をかけなくても生活を楽しめますよね。数百円あればおいしい牛丼がサラダ付きで出てくるし、コンビニで缶チューハイを買って銭湯やサウナに行けば大体の不幸は忘れられます。私自身もそれくらいで幸せといえば幸せです。最低限の暮らしをしようと思えば、生活保護に毛が生えた感じの収入でもなんとかやっていけるでしょう。

劣等感さえ持たなければ、日本は貧乏でもそれなりに楽しい生活ができる国です。なので、コンビニと銭湯でフラフラして楽しく生きていくと、割り切ってしまうというのはアリだと思います。もちろん、割り切り方が中途半端だと、どうしてもコンプレックスや劣等感や後悔が生じてしまいます。よって、「自分にとって何が確保されていればとりあえずOKなのか」をしっかり見極めることが大事だと思います。

キャリアよりサウナ。キャリアにあまり興味がない私が考えるこれからの時代のキャリア論 - 流転の時代をどう生きるか(成田 悠輔さんコラム - 第2回)【保険市場】
www.hokende.com

ちょっと引用が長いですけど、
上記の話との関連を強く感じるのが、
以下の記事ですね。

【社会】「気づけば独身中年になっていた」という人が抜け出せない、家と職場の往復、動画見ながら夜食という深い沼★7 [七波羅探題★]

で、ポイントだと思うのは、
「タイトル"だけ"見ると虚しく見えるかもしれないが、こういった生活でも実は意外と充実している」
といった所ですね。
「変化した方が良い」とか言いますけど、
「変わる強い必然性が無い(=現在の環境に満足)なら、変化しようとは思わない」
ですよね?

自分の若い頃からを振り返っても思いますし、
あと「ここ20~30年の大相撲の横綱は外国人が多い」なんかでも思うんですけど、
「国が成熟した事で、日本人にはハングリー精神が失われた」
って辺りも、あるのかなという感じはしますね。
でも、「無くなったとしても、それって悪い事なの?」というと。

【成田悠輔vs東浩紀】絶望感の正体は?日本の闇【ガチすぎ本音トーク】(44:35~47:00)
www.youtube.com

あと、「変わる・変わらない話」については、
上記なんかでも出てますけど、
ただ、こういう類の話も、色々な論客が色々な所でしていて、
「何も変わらないという意味でマンネリ化」してるようにも思いますね。

実際には、今が充実しているだけでは行動を起こさないわけではと思ってまして、
最低でも以下の2点によって、「行動するかどうか」が決まっているんじゃないかと思いますね。

(1)現在の生活における満足度(前述の通り)
(2)変化する為の言動の達成しやすさ(≒努力の報われやすさ)

で、上記(1)がこれまで書いてきた事ですが、
(2)については、色々な業界を見ている限り「万人受けするものが減りつつある」ので「どういう努力をすれば良いかが難しい」のと、
あと、仮に万人受けしないニッチなもので上手くいったとしても、
ニッチなものでも客単価が高くなりにくく(デフレ圧力から)それほど儲からないので、
新たに挑戦する人もそれほど増えなかったりした結果、
「大金持ちは殆どいないが、小金持ちはちょくちょくいる」様な状態になっているんじゃないかと思ったりしますね。
特に、若い世代になればなるほどこの傾向が強いんじゃないですかね。

じゃあ、この現状をどうするかって話ですが、
「これまでに行ったことや、同じ人と話したりする」だとさほど変わらないでしょうから、
「やったことがない事をやる」とか、
「話したことがない人と話す」というごく普通の事をやるって事になるんじゃないですかね。
で、そういう事をやっていくと、どこかでイノベーションが起こるとかそういう話なんじゃないかと思うけれども、
でも、それをやる人が少ないのが、
よく言われる「閉塞感」の正体なんじゃないですかね。

この辺、真剣に考えたら相当難しい(大体、難しくないなら上手くいっているでしょうし、僕も全然自信ないですしね)と思いますし、
だからこそ、色々な人と話し合ってみるのも大切なんじゃないですかね。

あと、よく言われる「徐々に衰退していく」って面については、
これまでの経過を見る限り、
「今までは、ランチに1000円かけられていたが、それが800円になって、その後500円になる」
とか、そういった「贅沢さが少しずつ減少していく」って事かと思いますね。
別に、「内戦している国」や「難民が沢山いる国」みたいになるとは、さすがに思えないので。

10.最後に(今後について)

長々と色々な事について書いたつもりですけど、どうなんですかね。
今回取り上げたテーマについて、まだまだ書こうと思えば書けますし、
もしくは、今回取り上げていないテーマもありますけど、
「長くなればなるほど読まれにくい」点や、
「そもそも、どのくらいニーズがあるのか(成田さんの動画でも、テーマなどによって想像以上に再生数が違ったので)」
が不明だったりもしますので、
感想・要望などありましたら、コメント等頂ければと思います。

2023年の振り返りと2024年の目標

あけあしておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年明けになってしまいましたが、
毎年恒例の、昨年の振り返りと今年の目標の記事になります。

だいぶ長くなりましたので、目次を設けました。


■目次
1.お金を使うことで、品質について考えられた
2.新型コロナウイルス
3.本業
4.成田悠輔
5.サウナ
6.温泉
7.岩盤浴
8.ランニング
9.ファッション
10.グルメ
11.旅行
12.交通(鉄道など)
13.音楽
14.インボイス


1.お金を使うことで、品質について考えられた

その前の年(2022年以前)からも傾向としてはありましたけど、
2023年は、とにかく「色々な分野に対して、お金を使った」年でしたね。
具体的には、ファッション・サウナ施設・グルメ(とんかつなど)・スーパーが特に。
で、それらを行った結果、
対象のサービスだったり物だったりの「品質」を意識し始めました。

「どの店のどの服を着ても同じ」
「どの施設のどのサウナに入っても同じ」
「どの店のどのとんかつを食べても同じ」
「どのスーパーに行っても同じ」

って話に対して「NO」だと思うのが、
品質を意識しているんだと思うんですけど、
でも、「同じじゃないけど、何が違うの?」とか、
「どうやったら、違いがわかるの?」とか、
「品質っていうけど、高品質だと何が違うの?」とか、
「料金が高ければ、高品質なの?」とか、
「そもそも、高品質って求められているの?」とか、
色々な切り口があるかと思うんですよね。

本業でも、「高品質なITシステムって、どういうの?」ってのもありますし。

この記事では詳細までは踏み込まないですけど、
2024年は、「品質」について考えていきたいと思いましたね。
特に、「そもそも、高品質って求められているの?」っていう観点が、
10年以上本業をやっていた事と結びついたかもと思い、個人的にハッとしましたかね。


2.新型コロナウイルス

2023年9月の事でしたけど、
コロナウイルスに感染しまして、約1週間休息を取ることになってしまいましたね。

実は、昔からそうなんですけど、
風邪の類は、まず「滅多にひかなく」且つ「ひいても、風邪薬を飲めば1日以内に治る」が続いていた(なので、入院経験もない)んですけど、
今回のコロナは、薬を飲んでも全然治りませんし、
これはおかしいなって感じでしたね。
感染した直後は風邪っぽいので勘違いしやすいのかもですけど、
全然風邪じゃないなと思いましたね。
ただ、それでも後遺症も大丈夫でしたし、
他の感染者の症状を考えたら、ツイていたと今では思いますけどね。

んで、最近の状況は年末年始だけど、そろそろピーク?って感じですけど、
以下の記事は、凄く共感しましたね。

comemo.nikkei.com

ウイルスから見れば、「5類?人間の都合でしょ?」って感じだと思いますし。

あと、確か次回?のワクチン接種からは「有料」になる話を聞きましたね。
今後、どうなるか全く分かりませんが、インフルも含めて注意していきたいですね。
再度の感染は、単純に何も出来ない事も含めて辛いので、避けたいなと思いましたし。


3.本業

まず、これまでに時々「あの人優秀なのに、なんでこんな事知らないんだろう」って思う事があって、
「優秀なエンジニアって、どんな人なんだろう」と思っていたんですけど、
「大型書店で沢山の技術系のジャンルを見た時」に、
「そういえば、こんなにジャンルがあったんだったな」と、
思い出しまして、納得出来ましたね。

以前から傾向としてはあったでしょうけど、
特に昨今は、技術の各ジャンルの深さが増している(フロントが以前より複雑になっていたりとか)様に思うので、
「技術の全体像の把握」が、更に難しくなっているんじゃないですかね。

で、そういう状況での「優秀なエンジニア」というとはどういう存在なのかや、
ベストな組織体系はどういう形なのかというのを、考えていく必要がありそうですね。

というのは今年の目標とは少し違いますけど、
2024年は「以前より、技術系イベントに行くようにする」を目標にしたいと思います。
一時期は、毎週の様にイベントや勉強会に参加していた時期もありましたけど、
ひとまず今年は、以下は参加しようかなと。

・2月のデブサミ2024
・3月のPHPerKaigi2024
・3月のObject-Oriented Conference 2024
・4月のPHPカンファレンス小田原

昨今は、イベントの発表資料も共有されている(全イベント?)事や、
動画もYouTubeに上がったりしている(さすがに全イベントじゃないと思うが)事から、
オフラインでの参加にどれだけ意味があるかという点はあるかと思いますけど、
参加者間の交流や登壇者への更なる質問がオフライン独自の強みで、
去年参加した時に、それを強く思ったので、今年は参加してみようと思ったという経緯ですね。

あと、僕は基本バックエンドメインでやってますが、
最近は、フロントエンドの兼用のニーズもちょくちょくあるようで。
これは勿論、スキルが分散されるので、品質は下がりがちになると思う(上記の高品質のニーズの話との関連)んですが、
ただ、単価自体は「月5~10万上がる?」事もあるようなので、
品質の低下(一定以上下がると笑えないので)には気を付けつつも、
兼任も考えていきたいかなと思ってますね。


4.成田悠輔

とりあえず、現在見れる動画の9割方は見たので、
あとは、残りを見るのと、読んでいない本を読んで記事を書くだけですね。
3月中までには、記事を書きたいというか、
そこまでに書けないと逆にしばらく間隔が空きそうなので、
なんとかしたいですね。


5.サウナ

昨年の途中の記事でも少し書きましたけど、
これが、昨年の頭には全くなかったジャンルで、
ダークホース的な存在でしたね。

で、ここ1年半で新たに行ったサウナがある温浴施設の数が「64」で、
思ったより行っていて、自分でもビックリしましたね。

で、今年は勿論まだ行っていない施設は沢山あるんですけど、
都心のサウナについては、比較的傾向が似ている事も分かりつつあるので、
そこも引き続き意識しつつ、
都心以外の開拓(特にサウナは地方が強そう)を意識していきたいかなと。

といっても、それはそれで大変なので、
行きにくい所は、今年に限定せずに、行きたいかなと考えていますね。

あと、サウナについては以下の記事とかヒートショックの危険性の話を、
最近よく見かけますが、「自宅のお風呂と脱衣所の寒暖差」でもヒートショックは起きる事から、
どうやら「寒暖差」がポイントみたいですね。
で、当然サウナと水風呂の方が、上記より寒暖差があるので、より危険だと。

以下の記事に対策も書かれているので、そちらにも注意しつつ利用していきたいですね。

www.nagoyatv.com


6.温泉

こちらは、以前から時々利用してはいたんですけど、
サウナにハマったのにつられて、以前よりも更に好きになりましたね。

特に、以前から好きな「寝ころび湯 or うたた寝湯」に加えて、
最近は、以下も好きになってますね。

・マッサージバス
・電気風呂(最初は苦手でしたが)

以前はマッサージとか、全く考えたりしてなかったんですけど、
これも年を取ったせいなのか・・・


7.岩盤浴

去年の11月ぐらいからですが、
まさかの岩盤浴にもハマりつつあります。

というのも、↑で「寝ころび湯」とありますが、
サウナも「寝サウナ(あまりないけど)」が好きでして。
そうなると、基本が寝姿勢な岩盤浴は、とてもベストなんですよね(笑)

課題として、勿論温度が低いとは感じるんですけど、
ちょくちょく岩盤浴でも、比較的高音(60~70度)な岩盤浴もあって、
そこでロウリュやアウフグースを行ったりしていて、
そこだと、熱さもあるので結構良い印象でしたね。

で、そういう施設もそこそこあるので、2024年はここも開拓したいと考えていますね。

現時点で、ある程度自分の好みが見えてきているんですが、
最終的には「中高温(70度強ぐらい?)で高湿な部屋(サウナか岩盤浴なのかは不明)」がベストになる気がしてますね。


8.ランニング

こちらも、以前から引き続き走っているんですが、
最近、どうも「走っていると、以前よりも汗を多くかく様になった(特に上半身)」様で、
毎年冬恒例の湿疹が、例年よりもマシになっている(下半身は、いつも通りですが)んですよね。

サウナでよく、「代謝が良くなって、痩せやすくなる」という話は聞きますが、
それが効いているんですかね・・・?
で、もしかしたらこれば治るかも?と思い、
ひとまず、休日については「自宅で風呂に入る」事にしました。

元々、湿疹になった原因が「シャワー生活をしてから」だったので、
もしかしたら、風呂に入れば治る?っていう予測からなんですけどね。

これ、もし治ったらかなり大きいですよ。

あと、ランニング自体は、自己ベストタイムが「2時間で21km」になって、
これは「まあまあ速い」らしいんですが、
ただ、時々「ランナーズハイ」になっているかも?と思い、
で、気分がかなりハイになって注意力が散漫になって転んでしまった(幸い大事には至りませんでしたが)んですよね。
転倒は、3年ぐらい前にも1回あるので、これで2回目ですね。

別に、ランナーズハイ自体は、とても気分が良いですし悪いものではないと思うんですよ。
ただ、サウナでととのった時の状態も似ている気がするんですが、
これは、以下の話と似ているなと思いまして。


新しい技術を学ぶのは、非常に面白いです。
特に「難易度の高い、難しい技術」が「理解できた瞬間」のなんともいえない快感度合いは、多分、他でなかなか味わいにくいものなのではないでしょうか?(皆無とはもちろん言いませんが)
その「難しい技術」を「自在に操る瞬間」にいたっては、もしかしたら「これは取り締まり対象になるのでは?」ってなくらい、ドーパミンあたりがじゃぶんじゃぶんあふれかえっているものではなかろうかと愚考いたします。

もちろん。
それらを否定するものでは一切ないのですが。
ただ、時として「難易度の高い技術」におぼれて、例えば「技術の乱用」になってしまったり、あるいは「足元が何気なくおろそかになったり」は、していないでしょうか?

慈悲と峻厳のアンバランスは美しくない - がるの健忘録

最近は、ドーパミンやエンドルフィンという単語を聞くと、
ちょっと危険かもと思うようになってまして。

比喩でもなんでもなく、ホントに上記でいう「足元がおろそかになって転びました」からね。

ランニングを始めた目的が、健康診断の結果がマズかった事と、
最近はファッションに関連してのダイエットがあるんですが、
その二つの達成には、必ずしも「ランナーズハイになるまで、必死に走る必要はない」様なので、
タイムはさほど気にせずに、走ればよいかなと思ってますね。

あとは、危険性考えると屋外じゃなくて屋内となるとジムが候補に上がって、
そうなると「サウナ付きのジム」の方が良いかもと考えている所ですね。


9.ファッション

昨年秋にも色々買って、
遂に、服の「量」については十分過ぎる感じになってきたので、
ここからは「質」に言及していきたいかなと。

「1年間で着れる時期が長い」事もあって、
「ハイゲージのニット」が好きなんですが、
現在持っているジョンスメドレーに加えて、
クルチアーニやロロピアーナ辺りを検討してみたいかなと。
といっても、ロロピアーナはさすがに感もありますけど。

ボトムスは既に持ってはいるんですけど、
インコテックス辺りをもう少し見てみたいかなと思ってますね。

あと、「お金をかける箇所とかけない箇所」を意識した方が良いと思い始めまして、
個人的には、「長袖Tシャツ」は1枚で着る事がない事から安くても良いかもと思い始めましたね。
全部は・・・かけてられません(破産するw)。

あとは、最近以下のチャンネルに注目しているんですが、
「夏物以外にリネン」を使っているという事で、
山梨の店舗の方に行ってみようかなと思っている所ですね。
山梨の、良いサウナ施設はどこかな・・・(笑)

www.youtube.com


10.グルメ

ミシュランガイドのとんかつのページに載ってる店に、
大体半分ぐらい?は行きましたが、
「銘柄が同じでも、店によって結構味が違う(当たり前だが)」事にも気付き始めたので、
今後は、その辺も意識していきたいかなと。

ここのペースが遅いのは、単純に太るからしょっちゅうは行かないというのと、
何よりも、特にサウナと比べると「営業時間が短い」のが大きいですね。

特に急ぐ必要はないので、このペースで問題ないですけどね。


11.旅行

去年は、一番遠くても御殿場でしたが、
むしろ、旅行というか「東京(特に、山手線の内側と多摩方面)」に興味が強いので、
今年も、例えば麻布台ヒルズとか、1回行ったけど吉祥寺とか、
一部のサ旅を除いて、遠方よりもそっちを重視したいですね。

あと東京に関しては、以下のチャンネルの東京の各町の歴史の動画が面白いですね。

www.youtube.com

あと、翔んで埼玉(これから2作目も観る予定)絡みで、
埼玉の特に「川越市」が、かなり予想外の街でしたので、
そこも、少し気になってますね。


12.交通(鉄道など)

去年は、山手線の内側に結構行った事で、
地下鉄を乗ることが多かったんですが、
結構知らない路線や駅を通る事も多くて、
驚きも多かったですね。

例えば、総武線市ヶ谷駅は、
線路のすぐ横に神田川があって、
こんな所を電車が走っているのかって思いましたね。

あと、以前は地方の廃線周りの情報を見ていましたが、
以下の通り、東京も新路線計画はあるものの、
主に建設費(と勿論需要)の問題で、実現していない路線もあるみたいですね。

railproject.tabiris.com

結構、情緒的な理由なんかで路線を残してほしい意見もあるように感じたりもするんですけど、
でも、需要がかなりある東京でさえ路線を作れていないケースもあることから、
やっぱり「鉄道を作るにしろ維持するにしろ、お金が必要」って事だと思いましたし、
あと、やっぱり利用者(特に客単価の高い利用方法)が増えないと、厳しいでしょうね。


13.音楽

去年は、1曲も新曲を買ったり聴いたりしていないんですが、
サウナに入っている時に、ヒーリングやアンビエント系の音楽がちょくちょく流れているので、
音楽とサウナの関連について気になった感じですね。

「全ての音楽は、環境音楽である」と以前思った事があったんですが、
例えばラブソングでも、歌詞がどんな男女のどんなシチュエーションなのかを説明しているという意味では、
まぁ環境というよりは状況ですが、これも環境音楽の一種じゃないかと思いまして。

で、以下の様にサウナ室で音楽を定期的に流す施設もあって、
実際に行ってみたりもしたんですが、
まぁ、曲によって合う合わないは、やっぱりありそうでしたね。

saunameetsgirl.com

サウナ室の明るさ・暗さによっても、結構合う音楽が変わりそうな印象を受けましたけど、
今年も少し気にかけてみようと思いましたね。

あと、これは音楽じゃなくて、「音と耳」の話ですが、
「オーディオブック」というのを知りまして、
「老眼対策も兼ねて、これで本を読む(聴く)のも良いのでは」
と思いましたね。
技術書は、あんまり用意が無いらしいんですが、
ただ本によっては、これはYouTubeの動画でも最近やってるんですが、
「目を使わずに、まず耳だけで聴いて、熟読するのに値するコンテンツか見極める」
というのは読書における
「1周目では、2周目をするかどうかを決める為に読む」
というのと同じ様な考えじゃないかと思いまして。

まだ、オーディオブックについては何も着手は出来てませんが、
少し試してはみたいと思います。


14.インボイス

これねぇ・・・ひとまず、税理士さんに10万程支払って、
一部の作業は委任することにしましたが、どうなるか。

今年の目標としては、今後も毎年依頼せずに済む様に、
今回の申告などで知識を付けたいと思ってますね。


なんだか、例年に比べて物凄く長くなってしまいましたし、
やりたい事も山積みな感がありますが、
優先順位を付けて、取り組んでいきたいと思います。

ペアプログラミングの有用性はどこまであるか?

この記事を書くきっかけとしては、
ペアプロする事で、属人化を排除出来る!」
という話が仕事の中でありまして、
で、属人化解消問題は昔から個人的にも課題だと思っていましたので、
考えるのに丁度良いと思い、今回書いてみる事にしました。

結論としては、
ペアプロによる効果が無いとは思わないし、取り組む事は良いと思うけど、幾つか注意点があると思うし、あと短期間じゃ排除出来そうにない属人化している部分もあるよね」
って感じですね。


■目次
1.ペアプロ導入で上手くいった話
2.ペアプロで苦しんだ話
3.ペアプロの実践を通じて、個人的に気になっている点
4.ペア間でのスキル差を埋める為のコツ
5.まとめ


1.ペアプロ導入で上手くいった話

まず、仕事中に教えていただいた、以下リンクの記事を見てみたいと思います。

ペアプロ懐疑派だった僕が、実務でペアプロ導入して180度考えが変わった話 #アジャイル - Qiita
https://qiita.com/YudaiTsukamoto/items/06b426f4dbee268d5035

まず、気になった点としては以下。


ペアの組み合せは毎日始業時に決めますが、ペアの作業が完了したタイミングで一度ペアは解散になります。
そして、可能であれば他のペアと組み合わせを交代して、なるべく組み合わせが膠着化しないようにしています。
ペアが膠着化すると、そのペアだけが知っている情報・経験が増大して仕事の属人化を引き起こす可能性が上がるからです。

上記ですが、「ペアを解散する前(AさんとBさんによる、ペアAとする)に行っていた作業(タスクAとする)」と、
「ペア解散後にペアを替えて(AさんとCさんによる、ペアBとする)行った作業(タスクBとする)」があるわけですよね。
なので、人別に行ったタスクを整理すると以下かと。

Aさん:BさんとペアでタスクAを行い、CさんとペアでタスクBを行った
Bさん:AさんとペアでタスクAを行った
Cさん:AさんとペアでタスクBを行った

で、タスクAとBは別のタスクなわけですから、そのタスクの消化に必要な情報や経験も異なる可能性があるわけで、
「BさんはタスクBについては知らない」し「CさんはタスクAについては知らない」と。
これで、属人化が排除されたんですかね?
まあ、「必要な情報や経験が同じタスク同士だった」ら排除されたかもしれないですし、
僕の解釈が間違っているかもですが、まずそれが疑問ですね。


短期的にはペア交代のオーバヘッドで生産性は落ちますが、機能開発における知識と経験がチーム内で自然にシェアされるので、その後新しい機能を開発する際にどのペアの組み合わせでも可能な状態をキープ

この「自然にシェアされる」って所に、
やっていて疑問を感じる事が多かったんですよね。
確かに、シェアはされるんです。
ただ、シェアされても、実際に作業をする時にスムーズにいく場合とそうでない場合があった印象ですね。
シェアの定義がポイントな気がしているんですが、
「シェア→話を聞いただけ」って定義の場合、
「以前に、せめて似た作業ぐらいはやった事がないと、シェアされてもその後スムーズに対応出来ないのでは?」と。
例えば、フロントエンドにはSQLは出てこない(基本的には)わけですが、
SQLの内容と実行する話をシェアして、フロントの方(で且つ、SQLは全然知らない人)はすぐにその作業を出来るものなんでしょうかね。
逆に、バックエンドの人は、最近(でもないが)フロントエンドにはソースをビルドする作業があるのですが、
ビルドする情報をシェアされて、その後スムーズに対応が出来るかと。

人によってはここで、「フルスタックエンジニアを考えるなら上記ぐらいは」となって、それ自体は否定はしないですが、
フルスタックを志向する中でフロントもバックエンドもやると、時間的にどうしても特定のスキルが深堀れず、
専門的知識やスキルが求められた時に厳しくなるので、その点を踏まえて志向するなら良いと思いますね。

少し話が逸れましたが、「シェアされてその後すぐ出来る」のは、
最低でもその作業における知識と経験が既にあるのが前提にあるんじゃないかと思いますね。
どうも、上記の記事ですと「シェアされた知識を低スキル側が吸収出来ているのが前提となっている」様に思いましたので。

記事に対するツッコミは以上ですが、
ただ、上記の疑問や懸念があったからといって、
じゃあペアプロが上手くいかないかというと、
別にそうは思わないですね。

なんでかっていうと、最近よく思うんですけど、
「書かれていない前提だったり情報」次第で、
成功・失敗が左右されると思ってまして。
上記の記事の場合だと、インターン生といってもかなりスキルの高い人なのかもしれなく、
それなら上手くいくかもしれないなとか。

本でよく見る「こうすれば上手くいく」とかの話も同じで、
だから、「書いてある通りやってるのに、上手くいかない」という事が起きると。

ってうのがあるので、上記の記事の話は「上手くいったケース」だったんだろうと。


2.ペアプロで苦しんだ話

次に、失敗したというわけではない様ですが、タイトルの通りペアプロで苦しんだ話ですね。

苦しいペアプロに苦しむ話|Kohei Sakamoto
https://note.com/skmtko/n/n23d65aa3ddbe


ペア同士のスキル差、知識差が大きすぎる
最初に断ると、この要素だけでは特に問題ではなかったかもしれないです。
「ペア同士のスキル差、知識差が大きすぎるけど、ペア内に差があることをちゃんと認めれきれてなくて、ペアの動きに反映できてなかった」がここで言いたい苦しみかもしれないです。

これが、今回記事にしたかった事のテーマの一つですね。
で、スキル差がある時の問題として、


初心者の方がプレッシャーやできないことをとても感じてつらいと感じたり
熟練者側も教育・指導的な負担が大きくてつらい

上記は、まぁあってもおかしくないですよね。
で、上記は当事者の感想ですが、指標的な話として、
ペアプロした場合の生産性と、熟練者側がソロでやった場合の生産性が逆転(前者の方が高くなる)するのに、どれくらいの期間がかかるか?」
が、と~~~っても気になっています。
だって、凄く大事な部分じゃないですかコレ。
最初の記事にも、
「短期的にはペア交代のオーバヘッドで生産性は落ちますが」
と書いている通り、最初はソロの方が作業は捗るわけじゃないですか。
でも、途中からペアの方が良くなると。
でも、その「途中」っていつ頃?って辺りが気になるんですよね。
スキルアップって、1年や2年で天井になるわけじゃなく、
知識によっては5年も10年もかかったりすると。
なので、場合によっては「途中が3年後」だった場合、
それまでの3年間は、「エンジニアによって生産性が10倍違う」とかの話の通り、
「難易度が高いタスクがあった時、熟練者の人なら2日で終わるが、初心者の人なら20日かかる」
って話の熟練者の時間が、「ペアプロにおける伝授などによる生産性の低下で奪われ」て、
熟練者がどんどん捌いていたタスクの消化が遅くなると。

別に、伝授するなって話じゃないんですよというか、
むしろ業界的にはもっと伝授した方が良いんじゃないですかねって思ってますが、
ただ、特にスキル差のあるペアの場合、こういう問題もあるかなと思いますね。

なので、メンバー構成的にどうしてもスキル差の大きいペアにしなければいけないってケースもあるかと思うので、
それは仕方ない部分もあるかとは思いますが、
ただ、少なくとも上記の様な側面の考慮は必要かと思いますね。

個人的に思うのは、現状に対して

・作業を消化する時間
・知識やスキルを伝授する時間

というのを分けて行っていくか、
分けないにしても、「ここまでは伝授する時間で、ここからは作業を消化する時間」
という決めを設けて、状況を可視化するのが大切と思いますね。


ソロを増やしてみる
実際にやるべきことがシンプルでかっちり固まっている系のタスクだったり、ちょっと時間をとって探索する系の調査タスクだったりソロで進める方が結果的にもよかった

うん、「常に」ペアでやるっていうのに疑問を感じているんですよね。
で、以下がある。


他には、今はペアプロの選択肢の他にバディプログラミング的なものも実施してみている。レガシーコードからの脱却 ―ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス に載っているらしい。それを少しカスタマイズしたやり方で、バディ(二人組)でタスクの初めにお互いのやることを確認→分散してそれぞれ並行作業→一定時間(1hくらい)経ったら合流して報告し合うみたいな進め方

名称は始めて知りましたけど、これは実際にやってましたね。
分散してやるのは実装よりは調査の方が適していると思いますけど。


3.ペアプロの実践を通じて、個人的に気になっている点

ここは、記事の引用ではなく自分で書きます。

(1)ペアプロで属人性が排除出来る?
上記でも少し書いた様に、「習得する知識の難易度と時間」「本人の意向と得意・不得意」次第だとは思いますけど、
特に「時間」の部分がボトルネックになるんじゃないかと思いますね。
人によって、習得までにかかる時間が変わるわけですし、
なので、本人の現状のスキルと習得したい知識の意向のヒアリングが大事なんじゃないかと。

あと、属人性を排除するのに必要なのは「自分の知識や経験を、他人に伝える事」なわけで、
それはペアプロ以外の方法(ペアという形ではなく、単純に伝えたり、あとドキュメントに残したり)もあるので、
ペアプロに拘る必要性はないのではとも思いますね。

(2)ペアを頻繁に交代する事の是非
時々見かける「ペアを1時間でどんどん交代していく」という話なんですが、
目的として「チームメンバー全員への知識の共有による、属人性の排除」があると。
ただコレ、「ペアが頻繁に交代するので、コミュニケーションコストが高くなる」というのと、
かなり↑に書いた「知識のシェア問題」をより強く考える必要があると思いますね。
属人性の排除についてなんですが、「Aさんが不在で、属人化していて困った」というのが問題と考えれば、
2人か多くても3人で充分じゃないですかね。2人か3人「全員不在」になる確率ってどのくらいですかね?
退職して2→1人になった?じゃあまた、2人にする様に動けばよいんじゃないですかね。

どうも、この話の多分前提として、
「全員が同じスキルセットを持っている」というのがあるんじゃないかと思うんですが、
我々は人間であってロボットじゃないので、
キャリア・年齢・性別・性格・趣味・嗜好などが全然違うわけですよね。
ただ、だからといって本人の自由に好き勝手にやってもらっても、
属人化しちゃう部分が出てきたりすると(他人に伝えたり、ドキュメント書くのが得意じゃなかったり好きじゃないエンジニアもいますよね?)。
なので、それに気を付けつつも、でも本人のポテンシャルを最大限に発揮する為に大事な事を考える事が必要なのではと。

話が逸れますが、この辺「個人主義 VS チーム主義」の様な構図になっている感じもしましたね。
この辺は、目的や状況によるとしか言いようがないんですけどねぇ。

(3)このタスクの消化は、ソロだと出来ないので、ペアプロで補う
これは、いわゆる低スキル人材を何人集めても、
「医療行為は出来ない or 絶品料理は作れない or 高品質なITシステムは作れない」
みたいな話と一緒に感じますね。
ITシステムの話なら、例えば以下の様な「品質」じゃないですかね。

・異常系に対する対応が十分か?
・速度やメモリ不足に対する対応が十分か?
脆弱性に対する対応が十分か?
・仕様変更や追加に対しての修正にかかる時間への意識

あるいは、最近の本なら以下の書籍も。

人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~
https://www.amazon.co.jp/dp/4297135655

このシチュエーションでのポイントは、
「目的が、目先の作業時間を早くしたりするのではなく、教育である」
という側面が強くなるって事だと思いますね。
なので、そこが明確になっていれば良いと思うんですが、
果たしてどうでしょうかね。
「教育をすることによって、作業時間が早くなる」
のは、勿論そういう一面もあるとは思いますが、
でも、「すぐに」早くなりますかっていうのがポイントかなと。
長年仕事やっていて自分でも他人でも最近思うのは、
「スキルって、"すぐに"上がるとは限らないんだな」
ですね。
特に苦手分野なら、尚更かなと。

勿論、そのやり方で上手くいっているなら、別に止める必要はないと思いますけど、
そうでないのなら、ちょっと立ち止まって考えた方が良いんじゃないですかね。


4.ペア間でのスキル差を埋める為のコツ

ここからはまた、記事の言及に戻って、
で、以下の記事が良かったなと思いましたので、こちらにも言及します。

知識差-スキル差を埋めるためのペアプロ+αのコツ(1)
https://twop.agile.esm.co.jp/bridge-gap-of-pairprogramming-part1-b1e97f452e4a


大前提:HRT原則を守ってパートナーと接することができる
関数型、オブジェクト指向ユニットテストリファクタリングなどの基礎知識を有する

画像の部分のテキストなので引用が難しいのですが、
「基礎知識を有する」と書かれていて、
それが「ソロで作業が出来る」と必ずしもイコールではないと思いますが、
でも一定以上のスキルを求めているのは確かに感じますね。


教育目的のペアプロといえど、最低限の知識がないと言葉も発せられず指も動かずコードも書けません。教育をペアプロだけに頼る必要はありません。

ペアプロに拘る必要はないというのは、ここにもありますね。

あと、普通に良い記事なので、何も言及する事がないですね(笑)

知識差−スキル差を埋めるためのペアプロ+αのコツ(2)
https://twop.agile.esm.co.jp/bridge-gap-of-pairprogramming-part2-cde572d24d9c


サイドバイサイドプログラミング

長いので引用しませんが
これが一番気になったんですよね。
というより、これまでのキャリアで散々この形式でやっていたんですけど(笑)

でも、本文に書かれている通り地味なんでしょうねって事で、
あまり話題に上がらないんですかね。
あと、中途半端感があるので、メリデメもハッキリしないのもありますかね。
あと、リモートだと若干工夫が必要な気もしないでもないですが、
ソロでやるにしてもペアでやるにしても、
このぐらいの距離感でやるのもアリなのではとは思いますけどね。
好みだけなら、僕はこれをベースに状況に応じてペアを組んだりソロになったりが一番好きですね。


5.まとめ

色々と書いてきましたが、短文でまとめるなら以下の様な感じですかね。

・スキル差のあるペアの場合は、高スキル側の生産性低下による影響や低スキル側の習得確認が充分か気を付ける
・属人化を防ぐ為に知識を共有する人数が多くなればなるほど、コミュニケーションコストが増す事に気を付ける
ペアプロの目的が、作業時間を早めたりする事なのか、教育目的なのかなど、ペアを組む前に明確にしておく
ペアプロが有効に働くかは、タスクの難易度と担当するペアの組み合わせが重要

あと、ありきたりですけど、ペアプロ銀の弾丸ではないというか、
どの技術や手法でも、目的や状況に応じた実践が大切で、
「こういう状況や課題を抱えている時には、この技術や手法は有効だよ」
って事がポイントじゃないかと思いますね。

2023年のここまでのまとめと東京都に1年住んだ感想

こちらでも、かなりご無沙汰してました。

それでは、最近の動きを色々と書いていきたいと思います。


1.成田悠輔

何もアウトプットが無かったのは、この方が原因でした。

とにかく、色々な番組に出て色々な動画が上がってますので。

数が数だけに、未視聴の動画も多いんですが、

以下については、少なくとも見たいですね。

前編【成田悠輔×羽生善治】/天才たちの深すぎるAI談義/with対談連載「成田悠輔の愛すべき非生産性の世界」 - YouTube

【公式】養老孟司 『ものがわかるということ』(祥伝社)出版記念特別対談 養老孟司×成田悠輔「わかる」について語る - YouTube

成田悠輔 × YAMAP 春山慶彦【前編】教育の場としての自然 - YouTube

あと、本ですと「22世紀の民主主義」は読みましたので、

「天才たちの未来予測図」と「集中講義 ニッポンの大問題」

も読む予定です。

で、その後に総括かなというか、

これは2023年中には無理な気がしてますが、

でも、成田さん5年10年とかじゃなくて50年先の話とかしている人ですし、

まあ、急ぐ必要はないでしょう(笑)


2.ランニング

これは以下3と4との関連も強いのですが、

ダイエットは勿論、良い近所探索にもなってますね。

で、「公園」の評価が最近上がっているのと、

あと、ビックリなのが「写真」を結構撮る様になりましたね。

いや~、僕の事を知ってる人程、写真を撮るのがどれだけあり得ない事かって感じなんですけど、

まるで別人になったみたいですね(笑)

あと、最近「公営ジム」が数百円で利用出来て、

かなりコスパが良い事も分かりました。


3.サウナ

以前から、スパ銭と一緒に利用はしていましたけど、

とうとう、「温泉よりサウナ」の方が優先される様になってきましたね。

で、東京以外でも埼玉・千葉・神奈川も含め、色々行きまくってます。

www.supersento.com

上記内だと、10から15くらいは既に行ってますね(笑)

別にコンプリートを狙っているわけではないんですけど、

これは、しばらくは通い続けそうですね。


4.エナジードリンク

これは、夏になってからなので最近なんですが、

「HYPER ZONe ENERGY ZERO」を箱で24本買って、

ランニングの後などの、朝に飲んでますね。

ゼロカロリー・ゼロシュガーの飲料って、

基本的に「味が微妙」だと思うんですけど、

これは、その欠点を感じないのが、

凄いなと思いましたね。


5.グルメ

ミシュランガイドに書いてあった、とんかつ屋にちょくちょく行っていたんですけど、

以下の店は・・・いや流石過ぎましたね。

omakase.in

あと、以下も「ドレッシングがトリュフ」だったんですが、

トリュフが異常に美味しくて、ビックリしましたね。

tabelog.com

あと、とんかつ以外ですと、

「茶漬け」と「立ち食いそば」をよく食べていて、

特に、そばの方は「よもだそば」の特にカレーが、立ち食いそば屋としては信じられないクオリティだったので、

食べた事がない人には、問答無用でオススメしたいですね。


6.鉄道など公共交通

上記に書いた通り、色々な所に行っているので、

当然色々乗りましたね。

鉄道会社の単位としては「つくばエクスプレス(凄い速かった)」が完全に初めてでしたね。

あと、東京は「バスの小回りが相当利いて」いますね。


7.ファッション

そろそろ、飽き・・・ませんね全然(笑)

最近は、キーワードでいうと「リネン」「インナーTシャツ(in.Tとか)」「シーアイランドコットン」が、

ブームでしたね。

特にシーアイランドコットンは、以下の通り色々なカテゴリに興味が派生していきました(笑)

・ニットセーター
・Tシャツ(これは他のコットンとの混合っぽい)
・ニットポロ
・バスタオル
・ボクサーパンツ
・靴下(追記:忘れていました)

あと、ファッションも本を何冊か読みたいと思ってまして、

とりあえず「ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会」は買いました。


8.読書

これは、一応朗報になるのかなとは思いますけど、

最近課題だった「読書ペース」が、だいぶん回復してきました。

といっても、ピーク時との比較だとまだまだなんですけど。

で、「何故、回復したのか」が重要だと思うんですけど、

「読書以外でも学ぶことが出来る事を知った事で、読書に対する義務感が無くなって気が軽くなった」

ですかねぇ。他にもあるかもしれませんけど。

前述の前半部分の「読書以外の学び」については、

学びって、基本的に以下の通り、他人から学ぶものだと思ってまして。

kitoku-magic.hatenadiary.jp

で、「他人と自分を仲介する媒体」が、読書の場合「本」なだけであって、

その媒体が「動画」でも「ブログ」でも「SNS」でも「音楽」でも、

他人(死人の場合もあるが)がいるのは変わらないでしょうと。

勿論、クオリティの良し悪しはあると思いますけど、でもそれは本にも言える話ですしね。

って考えた時に、別に本に拘る必要はないなと思い、それで肩の荷が下りた感じがしましたね。


9.本業

そういえば何も書いてませんでしたけど、

まぁ、特に・・・「バリデーション」の存在意義が少し分かった気がしました(苦笑)

あと、週4勤務でやってまして、誰かも言ってましたけど、確かにこれは良いですね。

ただ、ずっと週4は微妙な気もするので、

「今月"だけ"週4」とかそういう働き方が出来ると良いんじゃないかなと思いましたね。

あと、そういえば「属人化」についての良し悪しのネタが新たに出来たので、

これを、成田さんの記事の前に書きたいというのがありますね。

というのも、以下の記事も少し関連あると思いますけど、

多分、「属人化」の対義語って「標準化」で、

でも、標準化って常にプラスか?ってのがポイントな気がしまして、

思っていたよりも、ややこしい話じゃないかと思いましたので。

mtx2s.hatenablog.com


10.インボイス

今年は、基本的に調子が良いと思いますけど、

これだけがねぇ・・・。

ここから、来年3月までが山場ですし、頑張っていきましょう。


11.東京都に1年住んだ感想

関東には15年以上住んでいたわけですけど、

東京はホントに、どこにも行っていなかったなって感じでしたね。

以下が、パッと思い付いた初めて行った有名スポットです。

・アメヤ横丁
・皇居周辺(ランニングした)
・思い出横丁
新宿ゴールデン街
・銀座コリドー街
お台場海浜公園
日比谷公園(しょっちゅうイベントやってますね)
東京大仏(鎌倉以外に東京にもあったのがビックリ)
・将門塚

あと、成田さんの民主主義との関連で「資本主義」にも触れると、

東京は「資本主義の最高峰の都道府県」だと思いますけど、

その東京の資本主義の実態というか現実というかを知りたいなと思いまして。

この部屋から東京タワーは永遠に見えない
https://www.amazon.co.jp/dp/4087880834

他にもある様ですけど、上記の様な本もありましたし。


思ったより記事が長くなってしまいましたけど、今回はここまでにします。

2022年の振り返りと2023年の目標

さて、毎年恒例の記事です。
まず、2022年を振り返り、
その後に2023年について書きたいと思います。


1.成田悠輔さん

今年の最大の衝撃は、この方を知った事でしたね。

10月頃に、マイナンバーやインボイス関連がきな臭くなってきた感があって、
色々見ていたら、たまたまこの方を知ったって流れだったんですけどね。

詳しくは、来年の動きの方に書こうと思いますが、
とにかく驚きましたね。


2.10年ぶりの引っ越し

これも、退去手続きで手間取ったこともあって、
結構面倒な引っ越しになりましたね。

まあでも、必要な引っ越しでしたし、
結構良い引っ越し先に巡り会えたので、
これで良かったと思います。

あと、「衣食住」的に、
今年は、ニトリに何回行ったかってぐらい、
「住」も少し意識しましたね。


3.本業

今年は、近年ではもっとも仕事してない年になりましたね。
とにかく、上記の引っ越しで手間取り過ぎましたので。

今は仕事してますので、来年は巻き返したい所ですね。


4.ファッション

とにかく色々買いましたね。
金額的には、2021年を更に越えて人生最高の年になりました。

ただ、おそらくですが、
上下共にかなり揃った感じなので、
今年がピークになる気がしますね。

最近だと、以下の記事にある様な、
防寒インナーをかなりチェックしていましたね。

togetter.com

ファッションに興味を持つ「前」から少しは知ってましたけど、
想像以上に色々な商品があり、面白かったですね。


5.旅行(鉄道など)

寝台サンライズも乗れました(寝れなかったけど)し、
鳥取砂丘にも行けたしで、良い旅行でしたね。
まだ、感動が残っている・・・(笑)

あと、鉄道に関しては、
廃線周りを見る事が多かったですが、
「鉄道が廃線になっても、人口は"減らずに"車やバスに完全にシフト」
ならともかく、
「鉄道の廃線と、人口減少がセットになっている」様なので、
「鉄道が廃線になってバスに転換しても、そのうちバスも厳しくなる」
んですよね。

なので、街の発展を考えないといけなくて、
その為には、若者に田舎に来てもらう必要があるとか、
結構広がりのある話だと思うんですけど、
鉄道ファンで、こういう経済的な切り口で語っている人はどうやら少ない様で、
そこが少し残念ですね。


6.グルメ

引っ越しも関係ありますが、
とんかつ店も、ちょくちょく新規開拓して、
幾つか良い店も開拓出来たので、良かったですね。

あと、今年は「和食」にハマりまして、
特に、「出汁茶漬け」が最高だということに、
千葉県の酒々井で気付きましたね。

あと、ミシュランガイドも買ったので、
今後も、ちょくちょく新規開拓していきたいと思います。


7.ショッピング

元々はファッションが起点になってると思うんですけど、
最近は、「スーパー巡り」とかもしている事を考えると、
ショッピング(買い物)にハマったのかなと(笑)

自宅から半径1~2キロぐらいを自転車で回るだけでも、
結構発見あるなって印象ですね。

ハマった物は・・・「成城石井のサブレ」ですかね。


■来年の動き

ここが、成田さんの話が参考になっているんですけど、
2023年は、「する」ではなく「しない」をテーマにしたいと思います。

logmi.jp

logmi.jp

上記は、今年の11月に成田さんが登壇したイベントの文字起こしみたいですが。


過去の成功を振り返るよりも、未来の可能性をどう試すか


言ってはいけないこと」を、とりあえず言ってみる


「幼児性」を生かしてタブーに切り込む


部外者だからこそ、良い意味で空気を読まない発言ができる

上記とか、特にフリーランスになってから、
僕がやってきた事と似通っているなと思いましてね。

成田さんも僕も、研究者とITエンジニアという職種の中では、
あまりいないタイプの人だとは思うんですよね、多分。

で、それは上記の引用の内容の様な事をしたりしている事も、
一因じゃないかと。
SNSも、変な使い方してるみたいですしね。

ただ、ここからがポイントなんですが、
成田さんは、上記の様な事を「していない」人に対して言ってるわけでして、
既に散々やっている僕がそれを実践しても、あまり意味はないわけで。

どちらかというと、成田さんはここ2年程は色々なメディアに出ていますが、
どうやら、以下の50:40~52:20によると、
2011~2017ぐらいまでは、
引きこもって研究したりしていたみたいなんですよね。

www.youtube.com

だから、僕の場合はむしろ、
「引きこもって本業に集中」
した方が良いんだろうなと思いまして。

上記のイベントで言いたいのは、
「やったことがない事をした方が良い」
って部分もあると思いますから。

なので、2023年は、
ここ数年色々やっていた「本業以外」の事は極力「しない」様にして、
本業でのスキルアップなどに努めていきたいと思います。

本業の中でも色々ありますけど、
キーワードとしては「Vim」「マネジメント」とか、
今まで比較的接点が薄かった分野について、
特に重点的に取り組んでいきたいかなと。

あと、ネット上の活動については、
ブログの更新はしますが、
SNSについては、殆どやらないというか、
むしろやったら失敗ですね。
成田さんの動画とか貼ったりしてますけど、
あれも別に、リンク貼らなくても「見たい人は見る」でしょうしね。

1年でどうこうという話でもなく、
2023~2024年とか複数年にまたがる話な気もしますが、
ひとまず、2023年について、ここで締めたいと思います。

引き続き、よろしくお願いします。