奇特なブログ

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洗濯と洗剤について考える:初級

前回:
kitoku-magic.hatenablog.com

ファッション関係記事の第二弾ですが、
今回は、タイトルの件について考えてみたいと思います。
大体、服を買って洗濯をしないというのは、
一部のジーンズ辺りを除けば、あり得ないと思いますので、
当然必須だろうと。

「服が着れなくなったら、買い替えれば良いだろう?」と言ってしまえば終わりという話もあるかとは思いますけど、
まあでも、そこに「金と時間」もかかると思いますし、あまり一般的ではないだろうと。

また、今回の記事の「ターゲット層」は「初級」ですし、
以下に幾つかでも該当している方になります。

1.洗剤は、どれを使っても同じと思っているので、何も考えずに洗剤を購入している
2.洗濯機の説明書を、まともに読んだことが無い
3.服の種別に関わらず、全て分別せずに洗濯機に入れている
4.洗濯表記というものを知らない
5.家庭用洗濯機では洗ってはいけない服があることを知らない

こんな人いるの?・・・去年までの僕がこれですね(苦笑)
しかも、全て該当の役満状態(笑)
まあでも、少なくとも1つ2つぐらいは該当している方もいらっしゃるのではと思いましたけどね、洗濯・洗剤の掲示板なんかを見ると。
あと、服に興味無ければ、当然洗濯もどうでも良い・・・とはなったりならなかったりみたいですが、
それなりには、「相関」はあるんじゃないかと。
なので、かなりの無知っぷりかと思いますので、
内容的には、初級というか超初級レベルぐらいかもしれないですね。
なので、以下の内容をもし試す場合には、自己責任でくれぐれもご注意ください。

逆に、上記に全く該当していない方は、
おそらくここで読むのを止めた方が良いと思います。
それか、「誤りの指摘」や「アドバイス」を頂けるとありがたいですね。

それでは本題ですが、
「洗濯表記→洗濯機→洗剤→まとめ→今後」
という順番に書いていきたいと思います。


■洗濯表記

まず、この用語がなんだ?って感じなわけですよ。
で、調べてみると、消費者庁にもページがあるという。

洗濯表示(平成 28年12月1日以降) | 消費者庁

また、↑の方が細かいですが、
以下のページの方が、分かりやすい感じはありますかね。

洗濯表示

で、上記をまとめると、どうやら以下の8つがあると。

(1)洗濯処理記号
(2)漂白処理記号
(3)乾燥処理記号
(4)自然乾燥記号
(5)アイロン仕上げ処理記号
(6)商業クリーニング処理記号
(7)ウエットクリーニング処理記号
(8)付記用語

で、「付記用語」だけは「言葉」で、
他は「記号」ですね。

で、これらが、「大半?の服」に「記載されている」と。
ただ、少し厄介なのが、
「ポケットの奥」とか、分かりにくい場所に記載がある服もありまして、
ちょっと、探すのに苦戦した服もありましたね。
なので、「根気よく?」探してみると良さそうです。

ただ、本当に記載されて「いない」服もあるようで、
現時点で分かっているのは、
以下の服には、記載がないですね、多分。

・「靴下(記載があるのを、見た事が無い)」
・「運動用のショートパンツ(記載があったり、なかったり)」
・「防寒用のタイツ(記載があったり、なかったり)」

おそらく、まだ記載がない服も、探せばあるとは思いますけど。

で、記号の詳細についてはリンク先に書かれていますが、
とりあえずポイントなのは、
「服によって異なる点が結構多い」って所じゃないでしょうか。

この点だけで、結構びっくりしましたね。

あと、↑に「平成28年(2016年)」と書かれていましたが、
服の「販売(製造?)時期」によって、洗濯表記の内容が変わった様ですので、
自分の持っている服が、いつ買った服かを知るのにも、役立ちますね(笑)

で、洗濯表記については、以下でもまた出てきますが、
一旦ここまでにして、次にいってみましょう。


■洗濯機

といっても、メーカーやら種類やら色々ありますが、
ただ「説明書」が、おそらく確実にありまして、
で、昨今の洗濯機なら「色々なコース」があるだろうと。
例えば、「標準」「ガンコ汚れ」「おしゃれ着」「毛布」とか。

そして、上記の洗濯表記の、特に「洗濯記号」によって、
コースを「変える」必要があると。

で、これは「一例」ですが、
例えば、洗濯記号に「非常に弱い(大事にしたい服なら、「弱い」でも)」「手洗い」と書かれている場合には、
「おしゃれ着コース」が適しているのでは?とか。

あるいは、洗濯記号が「洗濯禁止」だったり、
ドライクリーニングが「石油系溶剤でドライクリーニング可能」となっている場合には、
そもそも、家庭用洗濯機では洗濯が「出来ない(クリーニング屋行き)」とか。

上記は、僕が現在所持している洗濯機に書かれている(少しだけ変えていますけど)内容ですが、
とにかく、「洗濯機の説明書を見るのが大切」ですね。

いや、そもそもなんですけど、
洗濯機に限らず、説明書って「あんまり読まない」というのがあるので、
むしろ、そこに注意ですね(苦笑)

あと、洗濯表記の「付記用語」に「洗濯ネット使用」とか書かれている場合には、
服を洗濯ネットに入れて洗うというのもありますね。
「洗濯ネット」って何?と思ったら、普通に100円ショップにも売ってましたけど(笑)

洗濯機は、とりあえずこんな所でしょうか。
では、一番面倒な「洗剤」にいってみましょう。


■洗剤

コンビニやスーパー程度だと、そんなに種類は無いですが、
ドラッグストアやホームセンターに行くと・・・どれにしたら良いやらって話ですね(苦笑)

ということで、まずは「洗剤の種類」を整理してみましょう。

・種別
(1)液体(現在最も主流で、粉末より使いやすい)
(2)粉末(昔は主流だった。液体より汚れが落ちる?)
(3)ジェルボール(比較的新しい。詰め替えも含めて一番楽?)

・液性
(1)弱酸性(あまり見かけないが、一応ある。ただ、使い道があまり無い?)
(2)中性(まあまあ見かける。弱アルカリ性と比べると、汚れがあまり落ちない?)
(3)弱アルカリ性(最もよく見かける。一番良く使うと思われる)

・機能
(1)部屋干し可能か否か
(2)おしゃれ着用洗剤か否か
(3)漂白剤の有無
(4)柔軟剤の有無
(5)蛍光増白剤の有無
(6)界面活性剤の含有量

・その他の洗剤
(1)しみ抜き洗剤(シャツの襟の汚れを取ったりとか)
(2)漂白剤(塩素系・酵素系・還元系)(基本、白物衣料限定。また、塩素系と還元系は、余程の事がない限り、色々な意味で危険なので使用しない方が良い)

機能と、その他の洗剤は、他にもまだあるのですが、
よく見かけるものだけ書きました。

・・・さて、色々な要素が増えて、だいぶん混乱してきましたね。
実際ここからが面倒なんですよね、「どの服を、どの洗剤で洗えば良いんだ?」と。
そこで、僕の現在の洗濯の実施状況のまとめを、以下で整理してみました。


■まとめ

1.何も考えずにクリーニング屋に持っていく服

上記にあった、そもそも家庭用洗濯機で洗えない服(洗濯記号が、洗濯禁止になっている服)


2.中性のおしゃれ着用洗剤(エマールやアクロン。現在はエマールを使用)を使い、洗濯機のおしゃれ着コースで洗う服

以下のどれかに該当する服。

(1)洗濯表記に関係なく大事にしたい服
(2)洗濯表記の洗濯記号が「非常に弱い」「手洗い」になっている服
(3)ドライクリーニング「可能」となっている服
(4)洗濯表記に「中性洗剤使用」と書かれている服
(5)生地が薄くて破れそうな服

ここは、上記で「石油系溶剤でドライクリーニング可能」となっている場合、そもそも洗濯禁止のはずですが、
ただ「洗濯記号」の方が「禁止じゃない」場合には、
結局、「洗ってしまってます」ね。
なので、ちょっと「ギャンブル入ってます」が、今の所多分ですが問題無さそうに見えますね。
厳密にやるんなら、クリーニング屋行きなのかもしれないですけどね。

あと、靴下は、洗濯表記が「無い」ので、ちょっと難しいんですが、
生地の厚さが「薄くて破れそう」な靴下は、
ここに入れてますね。
あと、洗濯表記の無いタイツとかもそうですね。
表記が「無い」から、よく分からないというのもありますけど。

あと、もっと細かくするなら、
「白物」と「それ以外」で、分けて洗った方が良いと思いますけど、
現状では、そこまではしていないですね。
あ、あとここに該当する服は、表記が無くても洗濯ネットを使って洗ってますね。

ただ、この洗剤はやっぱり「欠点」もあるようで、
汚れは、「あまり落ちない」様に見えますね。
なので、以下の「しみ抜き洗剤」を使ったりもしていますが、
それでも「落ちない」場合が、先日ありましたね。

トップ ナノックス 部分洗い剤 エリそで用 蛍光剤無配合 洗濯洗剤 液体 本体 250g
https://www.amazon.co.jp/dp/B00YLXYHJC

ザウトマン シミ取り用 液体洗剤 PRO 240ml
https://www.amazon.co.jp/dp/B000FQQ42W

なので、ここは「つけ置き洗い」や「酵素系漂白剤使用」ですかね。
まだ試してませんけどね。


3.弱アルカリ性で且つ、漂白剤も蛍光増白剤も含まれていない洗剤を使い、洗濯機の標準コースで洗う服

上記1・2にも、下記4にも当てはまらない服(白物以外の多くの服)

ここが、最も洗う服が多いですが、
漂白剤も蛍光増白剤も含まれて「いない」というのがポイントですね。
どうやら、漂白剤ほどではないでしょうけど、
蛍光増白剤も、色を白くする(というより、白を際立たせるというニュアンスか?)特徴がある様なので。
なので、ここの服は全て、白物「以外」にしています。

具体的な洗剤は、
実験中なので、これからも試しますが、
現状では、以下の2つですね。

【大容量】フレグランスニュービーズ 洗濯洗剤 粉末 フラワーリュクスの香り 1.41kg
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BDMV525

ボールド 洗濯洗剤 液体 洗濯水をデトックス グリーンガーデン&ミュゲ 本体 850g
https://www.amazon.co.jp/dp/B08R45CGS1

現在は、ボールドの方を使ってますけど、
でも、フレグランスニュービーズも、特に悪い印象はない感じでしたね。
どちらも、蛍光増白剤も漂白剤も入っていない(はず)です。


4.弱アルカリ性で且つ、蛍光増白剤も漂白剤も含まれている洗剤を使い、洗濯機の標準コースで洗う服

上記1~3に該当しない、白物の服

とにかく白い服で、上記に含まれない服がココですね。
「オフホワイト」の様な服(ズボンにある)が非常に迷うんですけど、
それは、上記3にしています。
でも、どっちが良いんでしょうね。

あと、具体的な洗剤は、現状以下にしていますが、これからも要検証ですね。
でも、ここはあんまり種類無い気もしますけど。

部屋干しトップ 除菌EX 洗濯洗剤 粉末 部屋干し 洗剤 0.9kg
https://www.amazon.co.jp/dp/B06WCZ9RFS

あと、ここの服は時々ですが、
しつこい汚れ用に、以下の様な単独の漂白剤も、
つけ置き洗いをして使ってますね。

オキシクリーン 1500g
https://www.amazon.co.jp/dp/B001Q7FU9M

ワイドハイター クリアヒーロー 粉末タイプ 本体 530g
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MR6LG3R

で、僕の使い方もあるかもなんですが、
今の所、ワイドハイターの方が、効果が高い様に思いますね。
オキシの方が、多用途?で評判が良い様にも見えるんですけどね。

原因として、ここは一つ「仮説」があるんですけど、
「用途が特化」している方が、効果が「高い」んじゃないかと。
なので、「オキシ漬け」とかも聞く使い勝手の良いオキシよりは、
ワイドハイターの方が良い?かもと。

洗剤でも、「掃除用」の方は、
その傾向が見えると思うんですよね。
だから、洗濯用もそうじゃないかなと。

なので、今後は、その辺りもチェックしていきたいですね。


■今後

では、初級はここで終わり(思ったより、長くなりましたね)で、
以下には、中級以降の課題を、一部書いておきます。

しばらくは、色々「実験」をするので、
次に書くのは、早くても1年後にはなるとは思いますし、
あと、以下で全てではないでしょうけど。

・海外の服だと、洗濯表記が違う?
・洗濯表記の、細かい意味は?
・洗濯ネット1つに、沢山の服を入れても大丈夫?
・洗わないジーンズは、どうするの?
・弱酸性の洗剤の使い道は?
・おしゃれ用の服の、しつこい汚れはどうする?
・界面活性剤の細かな成分は、どういう意味?
・どういう汚れだと、酸性洗剤の方が良いの?
・全般的に、どの洗剤が最も良いの?
クリーニング屋は、どの店が良いの?
ナチュラルクリーニングって何?

あと、内容的に「化学」知識が必要な箇所が多い印象なんですよね。
でも、僕は化学の成績は「最悪」という最大の問題もありまして(苦笑)
理科「全般」が苦手なのですが、特に化学が酷かった記憶がありますね。

ということで、結構苦労するかもしれませんが、
頑張っていきたいと思います。

何より、お気に入りの服を大切にする為にもね。
というより、これが無かったら書いてなかったですし、
興味を持つ事も無かったと思いますので。

良きファッションライフを!ということで。