奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

年俸制の恐怖

さて、昨日の記事の最後にお金の話を書いて、
ふと、お金の計算をしてみたくなりましたので、ちょっと書いてみます。
主に、残業代についてです。

まず、前提条件は、以下の通りです。

1.年俸については、残業代が0円(僕が昔働いていた会社がそうでしたので)として算出
2.月間の勤務時間は160時間
3.1時間当たりの残業代は、小数点以下切捨て
4.休日勤務と深夜勤務は計算式が違うが、考慮に入れていない

じゃあ、基本給が、「20万」「25万」「30万」「35万」のケースにおいて、それぞれ書いてみましょう。

基本給(残業代算出のベース)=200,000(年俸制だと、年収2,400,000)
1時間当たりの残業代=1,250(200,000÷160)
月間勤務時間が180時間の場合=月収225,000、年収2,700,000
月間勤務時間が200時間の場合=月収250,000、年収3,000,000
月間勤務時間が220時間の場合=月収250,000、年収3,000,000
月間勤務時間が240時間の場合=月収275,000、年収3,300,000
月間勤務時間が260時間の場合=月収325,000、年収3,900,000
月間勤務時間が280時間の場合=月収350,000、年収4,200,000

基本給(残業代算出のベース)=250,000(年俸制だと、年収3,000,000)
1時間当たりの残業代=1,561(250,000÷160)
月間勤務時間が180時間の場合=月収281,220、年収3,374,640
月間勤務時間が200時間の場合=月収312,440、年収3,749,280
月間勤務時間が220時間の場合=月収343,660、年収4,123,920
月間勤務時間が240時間の場合=月収374,880、年収4,498,560
月間勤務時間が260時間の場合=月収406,100、年収4,873,200
月間勤務時間が280時間の場合=月収437,320、年収5,247,840

基本給(残業代算出のベース)=300,000(年俸制だと、年収3,600,000)
1時間当たりの残業代=1,875(300,000÷160)
月間勤務時間が180時間の場合=月収337,500、年収4,050,000
月間勤務時間が200時間の場合=月収375,000、年収4,500,000
月間勤務時間が220時間の場合=月収412,500、年収4,950,000
月間勤務時間が240時間の場合=月収450.000、年収5,400,000
月間勤務時間が260時間の場合=月収487,500、年収5,850,000
月間勤務時間が280時間の場合=月収525,000、年収6,300,000

基本給(残業代算出のベース)=350,000(年俸制だと、年収4,200,000)
1時間当たりの残業代=2,187(350,000÷160)
月間勤務時間が180時間の場合=月収393,740、年収4,724,880
月間勤務時間が200時間の場合=月収437,480、年収5,249,760
月間勤務時間が220時間の場合=月収481,220、年収5,774,640
月間勤務時間が240時間の場合=月収524,960、年収6,299,520
月間勤務時間が260時間の場合=月収568,700、年収6,824,400
月間勤務時間が280時間の場合=月収612,440、年収7,349,280

えっと、自分で書いていて、ビックリしてしまいました(苦笑)
あと、「月間勤務時間が280時間なんて、いるわけないだろ」については、
そのぐらい働いていたんじゃないかという、実在の人物を想定して書いています(苦笑)
とりあえず、色々な角度から分析が出来ますけど、一つ参考になるんじゃないでしょうか。
まぁ、「年俸制でも、残業代が出る会社」も「きっと」あるとは思いますし、
残業代が満額出ないというケースもあるかとは思いますけど。

あと、経営側からすると、「こんなに残業代払えるほど、余裕ない」とやっぱり見えるとは思いますけど、
以下の様な本が出てまして、そこは残業代も満額支給しているそうなので、
一つ参考になるんじゃないでしょうか。

日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”
http://www.amazon.co.jp/dp/4827206813

ちなみに、フリーランスは、満額はまだ見た事ないですけど、
残業代が出る仕事も結構多い(出ないのも勿論ありますし、この辺色々な意見あるかとは思いますけど)です。
僕が年収上がったのも、フリーになってからでしたしね。
ええ、勿論、「営業」「契約」「交渉」スキルなんかは、どうしても必要になってきてしまいますけど。

参考:
http://zangyoudai.net/keisan.html
http://www.3tama-union.org/zangyoudai.htm