色々とサーフィンして分かったことですけど、
世の中には、景気の良い組織ばかりでは無くて、
法的整理を一刻も早く行った方が良い組織や、
判断に必要な情報を開示しない組織や、
脆弱なセキュリティのまま放置されているWebサイトや、
技術的負債を抱え込んでいる組織や、
やる気の無い部下や生徒や顧客と対峙する役割や、
クレーマーと対峙する役割や、
人々を興奮・感動させる芸術を生み出す役割や、
無償で匿名でゲームの攻略サイトを作ったりする役割や、
話し合いが通じそうにない相手と対峙する役割があります。
一方で、好収益・好決算な組織や、
管理が良く、ワークライフバランスも考えられている組織や、
綺麗なソースコードで運用されているITシステムや、
話し合いが通じる部下や生徒や顧客と対峙する役割や、
休日も睡眠時間も家族サービスも十分に満たせる場所があります。
おそらく、何処かのタイミングで「決断」する必要があるのでしょうね。
自分自身の人生観や、後は好みで。
ただ、誰もがやりたい仕事ってどっちでしょう。
おそらく、後者を選ぶ人が多いと思うんですけど、
それでは、前者の担い手がいなくなってしまいます。
例えが不適切かもしれないですけど、
汲み取りの様な泥水を被る様な仕事が存在するからこそ、
後者の組織や人生が存在出来る様に思います。
目的として、「社会や業界の生存と発展」を考えた時に、
手段として「社会や業界全体の底辺の底上げ」と、
「社会や業界のトップを目指す方向性」があり、
それぞれが、上述の前者と後者に対応している様に思います。
ただ、上記は選択制ではなく、両立可能だとは思います。
が、あまりそれは見ないですけど。
後者の組織や人生を批判したいわけではありません。
ただ、社会や業界には、そういった役割の組織や人がいるということ。
それらが存在する事で、自分の所には影響が及んでいないということ。
それらを忘れ、全てを自己責任にする風潮が広まると、
より、殺伐とした社会や組織が増えていく様に思いますね。
なので、それだけは忘れずにいたいと思います。