奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

成功者と失敗者の違い

今回は、「成功する男はみな、非情である。」と、
「成功する男はみな、自分の心に嘘がつける。」という本を読んでの感想的な話です。
先に結論だけ書くと、ウチ自身は「絶対に成功者にはなれないだろうな」と(苦笑)

じゃあ、どんな人が成功者になれて、どんな人がなれないのさ?って所を考える為に、
成功者と失敗者(こっちは本の中では触れられていませんが)の特徴なんかを、
自分なりに以下に書いてみました。

1.成功者の特徴

(1)お金持ちになれて且つ、仕事もそれなりには出来る
(2)暗躍して表舞台に出てくる
(3)誤った意味での唯我独尊(参考)傾向がある
(4)失敗者に対しては完全に敵視している
(5)成功者同士は「表面上は」仲が良い
(6)自分とは別の成功者が潰れたとしても、助けないで見捨てる
(7)他人を道具として見ている
(8)エリートで挫折に弱い?雑草魂的なモノがあまりないかも
(9)自分に都合の悪い意見や人は無視する
(10)弱者に対して冷たい
(11)桃源郷ではなくユートピアな思想(参考

2.失敗者の特徴

(1)お金持ちにはなれない(でも、平均年収以上稼いでいる人も普通にいる)が仕事は出来る
(2)ネットのヘビーユーザーである割合が高い?
(3)正しい唯我独尊傾向がある
(4)成功者に対しては完全に敵視している
(5)失敗者同士は普通に仲が良い
(6)自分とは別の失敗者が潰れた時には救いの手を差し伸べる
(7)他人を仲間として見ている
(8)少々の挫折ではあきらめない
(9)自分に都合の悪い意見でも真摯に聞こうとはする
(10)弱者に対して優しい
(11)ユートピアではなく桃源郷な思想

まず、多分「成功者ってホントにこんな人達なの?」って感じる人も多いんじゃないかと思います。
というか、一応違いは色々書きましたが、
実際の人を見ていると、誰が成功者で誰が失敗者かってなかなか気付きにくいと思われます。
だから、「成功者だと思っていた人が実は失敗者」なんて事はザラかと。
ウチ自身も、結構勘違いしたことありましたので、そう思っちゃいます。
あと、成功者が凄く悪い人に見えますけど、
今の世の中で成功するには、賢く狡く立ちまわるスキルが必要だと思いますね、正直。
ウチ的には、それはどうしても出来ないと思ったので、
それで失敗者と認定したのですがw

あと、色々特徴を書いてみましたが、じゃあ自分はどっち?って考えた時に、
「成功者の一面と失敗者の一面を両方持っている」って人が大半だと思われます。
というか、たった二つで色々な人を分類出来るわけがないので、
気質としてどっちの方向に強いのかって感じかと思います。

この本が、何の役に立つのかについては。
人を見る時の参考基準にはなるんじゃないかなぁと思いました。
自分自身もそうだけれども、「一人の人間を理解する」っていうのは、想像以上に難しいと思います。
だから、すぐに「あの人はこういう人で自分の敵だ」と決め付けないで、
まず、「相手を知る」事から始めていく。
で、特に注意したいのは。
一度敵視してしまった相手に対して、本当に敵視して良いのかと自問「しない」事。
別に、毎日する必要まではないと思うんですけど、
定期的に自問するのは大切じゃないかなぁと思います。

さて、ここからはある程度以上、成功者と失敗者の分別が出来ている人向けの話。
で、今回特に触れたいのは、それぞれ(というか失敗者)の(5)の部分。
あまり長々書く気もないので、端的に一言。

「今よりも少しかもしれないけど、力合わせて頑張ってみません?」