奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

正論を逆手に取る

会社(組織)における、黒い話です(苦笑)

大卒新卒で入社し、その後10年間に渡って一度も転職をしなかった社員が居るとします。
いわゆる「生え抜き」です。
で、普通であると言える程には自信は無いのですが、
普通は「一度も転職をしないで、ウチの会社の為に10年間も働いてくれて感謝している」と、
なる様に思います。
退職金というのは、普通は勤続年数が長い人の方が多い様ですが、
これは、会社からの「感謝をお金にした物」の様に思います。
で、これなら特に問題はないと筆者は思います。

しかし。
見たことも聞いたこともあるわけでは有りませんが。

IT業界の様な「転職の多い業界」の場合は特にだと思いますが。
勤続年数が「長くなれば長くなるほど」、
「この社員は、もう転職しないだろうから、昇給も成長の機会も他の社員に回すようにしよう」
と経営陣が思うのではないかと(苦笑)
そして、その社員が行き付く先は「窓際族」。
でも、窓際族ならまだマシな気もしていまして、
「身体の限界まで、こき使われる」
というケースもあるのではないかと思います。
まあ、この辺りは勤続年数と関係はない気もしますがね(苦笑)

また、上記の対象になりやすい社員は、
「中途」よりも「新卒」の方ではないかと思います。
中途は少なくても1度は転職しているので、
「また転職されるかもしれない」という心理が働くのではないかと。

あと、一番最初に書いた「生え抜きでいる社員に感謝すべき」等と、
「思っている社員ほど」要注意ではないかと思います。
つまり、生え抜き云々は「正論」だとは思うのですが、
「正論を主張する社員だ」と相手が思えば、
「こっちが何をやっても、今まで通り正論を言い続けるだろう」
と思われて悲惨なケースに陥ってしまうと。

筆者は現在、経営陣には属していませんが、こんな事をふと思い書いてみました。
実践するか否かですが、
ここまで書いてて実践したら、それはそれで潔いというか凄いですよね(笑)

ええ、間違っても実践しませんけどね