まあ、比較的一般的なたとえでいうなら、以下の様な感じです。
混合調味料を使った簡単な料理ばかりを作っている人が、
塩・砂糖・醤油・味噌などの調味料の適切な組み合わせで、
料理をいきなり作るのは難しい
詳しくは知りませんが、
混合なら最初から調味料の「比率」も決まってしまっています。
しかし、個々の調味料の組み合わせだと、
「適切な比率」にしないと大変な事になります。
で、混合調味料ばかり使っている人に、
適切な比率が果たして分かるのだろうかと。
実はここからが本題です。
ITで、「LAMP環境を構築」する際のやり方に差が出ると思います。
1.WindowsにXAMPPを入れる
XAMPPはまさに混合調味料。
Windowsは初心者向けなOSだと思いますし、
一番簡単な組み合わせだと思います。
2.WindowsにApache・MySQL・PHPを個別に入れていく
まあ、1と比べて極端に難しくはないと思います。
でも、若干は難しくなるかと。
3.LinuxにXAMPPを入れる
OSがLinuxなので、若干難しくなります。
4.LinuxにApache・MySQL・PHPをパッケージ管理システムを使って個別に入れていく
パッケージ管理システム(rpm、yum、dpkg、apt-get、aptitude)を使えば、
インストールするソフトウェア間の依存関係を、
意識する必要が減ります。
それでも、3よりは難しいと思います。
5.LinuxにApache・MySQL・PHPをそれぞれソースから入れていく
ソースからインストールする場合は、
依存関係を意識する必要があります。
OpenSSLでPerlが先に入っていないと、
OpenSSLをインストール出来ないとか。
また、Linuxと一纏めで書きましたが、
UbuntuよりCentOSかFedora、
CentOSかFedoraよりSlackwareが難しいなど、
Linux間でも難易度に差があると思います。
で、極端ですが、
1が出来て2が出来ない人が、
いきなり5をやろうとしても、まず出来ないだろうと。
1つ上のレベルに上がるだけでも、
「失敗してはやり直し」が続く時もあります。
また、やってみて上手に出来なかった時に、
「今回は仕方ない、次にやる時には注意する」と考えて、
何度もチャレンジしていくうちに、
習得していくものではないかと思うのですが。
つまり、そう簡単には出来る様になれないものだと思うのですが。
どうなんでしょうかね?