過去に関わったプロジェクトで、以下の割合になっていた事がありました。
要件定義が含まれてはいませんでしたが。
・基本設計→15%
・詳細設計→15%
・実装→15%
・単体テスト→20%
・結合テスト→25%
・総合テスト→10%
まあ、一概には言えない(上記だと総合テストの期間が短いという要因が有るなど)と思いますが、
個人的には以下の様にしたと思います。
・基本設計→25%
・詳細設計→15%
・実装→10%
・単体テスト→15%
・結合テスト→20%
・総合テスト→15%
テストの目的って、「仕様通りの動作をするかを確認する」のでは無いでしょうか。
設計の結果、仕様がまともに決まっていないのに、
テストの項目書をどうやって作る事が出来るのでしょうか。
また、実装の割合が減っていますが、
実装は「設計をしながら行う」モノだと思っているので、
実装工程自体は短くても良いと思っています。
早めに「動くモノ」を作って顧客に確認して貰った方が、
「認識違い」が「起きにくく」なりませんか?
そして、テスト工程全体で総合テストだけ割合が増えている理由ですが。
工程の後半になればなる程、
仕様変更によるデグレの影響が大きくなるからです。
何もモノが出来上がっていない状態での仕様変更より、
ほぼモノが出来上がっている状態での仕様変更の方が、
影響大きくなりますよね?
この割合がおかしいからといって、必ずしもプロジェクトが失敗するとは限りませんが、
失敗する可能性が上がるだろうとは思います。