奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

変化を起こすには不満解消が目的では駄目

まず、本内容は「変化を起こさない」という選択肢を、
否定するものではない事が大前提です。
それは「貴方自身」が判断すれば良い事ですので。

生きていると「何らかの不満」を感じる出来事が有ると思います。
5つ程、例を挙げると、

1.下請けで働いていて、元請けからは足元を見られた対応を取られている
2.恋人が欲しいけど、全くその兆しが無い
3.人が良い事で、結果的に周りに利用されている状態になっている
4.良い人財を探しているが、なかなか見つからない
5.良いツールや言語を探しているが、なかなか見つからない

などなど様々な不満があるかと思います。
そして、それらの不満に対して、
対策を取ったり取らなかったりしていると思います。

で、「不満を解消したい」貴方へ。
その不満を作り出しているのは「貴方自身」であり、
解消するのも「貴方自身」がカギを握っていると思います。
なので、「貴方が変わらないと変化も起きない」と思います。
「不満」って自分の心の中から出てくるものだと思いますし。

で、ここからが重要。
変化を起こす為の「気持ち」を、「どのくらい」持っていますか?

1.誰が何と言おうが、絶対にやる
2.自分主導で考えが同じ人を集めてやる
3.考えが同じ人の集団に参加し、自分以外の誰かが主導でやる
4.出来れば変化を起こしたいけど、大量の手間暇はかけたくない
5.不満の対象相手が変化することで、好転を期待する

4と5はまず無理。
3も無理な可能性の方が「高い」と思います。
考えが同じという事は、
自分以外の誰かも主導でやりたくないと思っている可能性が高いと思いますし。
1と2でようやく可能性が現実的なラインになると思います。

とはいえ、年齢を重ねれば重ねるほど、
「どこかで諦めている気持ち」がある様に感じます。
だから何も変わらないのですが、
気持ちなので、やはりブレがあるだろうと思いますので。
瞬間的に「気持ちが高揚」しても、
時間が経つと「気持ちが萎える」様に。

でも、気持ちが萎えたりするのは仕方が無いと思います。
萎えてしまって良いと思います。
でも、ずっと萎えていては何も変わらないので、
「一時的になら」という条件が付きますが。

おそらく、不満が解消しない一番の原因は、
「不満を解消する」のが、
「目的・手段・結果」の目的になっているからではないかと思います。
それは、「結果」としてのみ存在しなければいけないと思います。
人間、ネガティブな感情から変化を起こすのは、
結構難しいのではないかと思います。
ここでは深く考察はしませんが、感覚的にそう感じます。
上記の不満の例1を書いてみます。

目的

「足元を見られている状況」という不満を解消したい。

手段

端的に、元請けへの転職や、もしくは仕事を奪えば良い。
奪う為の手段は、ここでは触れない。

結果

「足元を見られている状況」という不満を解消した。

しかしこれでは、不満というネガティブな感情が目的になっています。
無論、絶対に無理とまでは言いませんが。
そうではなく、

目的

単純に、直請けしてユーザーと直にやり取りしたい。

手段

ここは上記の手段と同じ。

結果

直請けになった事で、
「足元を見られている状況」という不満は解消される。

こういった形でないと難しいのではないかと思います。
「〜をしたい」という「ポジティブな気持ち」が、
結果として「不満解消への道しるべ」になるのではないかと思います。
「結果として」という部分がポイント。

不満を解消する前に、
貴方は一体何がやりたいのでしょうか?
今やりたい事の中に、
「不満を解消する」結果になる目的のモノは無いでしょうか?
無ければ、やりたい事を増やしてみましょう。
そして、そのやりたい事に対する気持ちは「どのくらいの強さ」なのでしょうか?

変化を起こすには「ポジティブな感情」と「良い意味での執着心」が、
必要だと思います。
頑張ってやってみましょう。