奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

「誰」から見て評価が高いの?

時々、「彼はいつも現場で高く評価されている」と経営&管理系の方が言ってらっしゃるのですが。
彼を高く評価しているのは、現場の「中の誰」なんでしょうかね?
経営&管理サイド?現場サイド?
または、PM?PL?サブリーダー?彼と同格の人?彼より下っ端?
更にまたは、技術力を重視する人?コミュニケーション「能力」を重視する人?
コミュニケーションマインドを重視する人?
さて、果たしてどれなのでしょうか。

で、ここからITの現場としては「恐ろしい実態」が浮かび上がってきます。
IT技術者の場合、当たり前の事ですが「技術」が最重要視されますよね。
だって、「技術者」なんですから。
でも、実際には技術力が無い人間も多々いらっしゃるわけです。
じゃあ、そんな技術力の無い人間が、現場で評価される為にはどうすれば良いのでしょう?
技術力が有るか無いか判断「出来ない」人間に、熱烈アプローチをかけるのではないでしょうか。
で、技術力の有無を判断出来ない人間は・・・まあ多くの経営&管理層ですね。現場サイドでも居ますけど。
「スキルの無さを謙虚な姿勢で見せる人柄の良さ」とか、
「彼は"クールビズなのにネクタイをしていて"礼儀正しい」とか、
「飲み会で気が利く」とか、「彼は"残業して遅くまで頑張っている"」とか、
技術力「以外」の良さでアピールするのだと思いますっていうか、
ココで書いた増員の人が、実際そうしてますしねぇ(苦笑)
ちなみに、クールビズ云々の下りは・・・聞いてビックリ何と「実話」です(苦笑)

なんというか、「高評価」って言葉も微妙だなと思いましたって黒い話全開ですが(苦笑)
しかし、これで謎が解けたので良しとしましょう。

でも、上記の様な人間を評価する現場って多分、「単価が安くて無駄作業が多い」とは思いますがねぇ。
だって、技術力の有無が判断出来ないんですから、
高い技術力に対してお金を出せないでしょ。
まあ、それでも満足なんでしょうけど。