奇特なブログ

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Facebookの実名制度って成り立つの?

まず、筆者は現在Facebookを利用していないので、中身をよく知りません。
なので、「なんか外野が変な事言ってる」程度に駄文をご覧頂ければと思います。
実際、確証出来ない箇所も多いので。

では本題ですが、先に結論。
実名制度が成り立つか否かについては、筆者は「成り立たない」と考えています。
では、なぜ成り立たないかを順番に考察していきます。
まずは、以下のリンクについて。

実名の妥当性をどうやって判断しているのか

Facebookでアカウント停止--その理由は「不適切な利用が見つかったから」

要約すると、「実名で無ければアカウントが削除される」と思いましたが、
では、「実名の妥当性をどのようにして判断しているのか」という疑問が湧きます。
あと、Facebookが言っている「実名」というのは、
「本人じゃなきゃダメ」という事と感じました。
ネット上で本人である事を保証する、
どうなのでしょう、本当に出来るのでしょうか?

リアルでの本人確認

まず、日常の至る所で、本人確認が行われていると思います。
そして、その際には大抵、「免許証」や「保険証」などの、
「本人確認書類」を提示していると思います。
それで、「あ〜ご本人様ですね」と確認をしていると思うのですが。
また、その際には「氏名」だけではなく最低でも、
「性別」、「生年月日」、「住所」までを以って、
本人確認をしていると思います。
同姓同名の可能性を排除する為だと、筆者は考えていますが。

では次に、以下のリンクをご覧下さい。

なりすましにどうやって対処するか

Facebook、原則本名登録であることの信憑性、その是非

まずはコチラ。

>Facebookでは、すべてのユーザーに実名で登録していただくようお願いしています。
>偽名で登録したり、他の人物や団体になりすましたり、身分や関係を偽ることは禁止されています。

上記記事のコメント欄にも有りましたが、
仮に本名が「山田太郎」という方が、「山田一郎」という名前で登録した場合、
山田「一郎」でも本名に見えるのですが。
というより、上記のリアルでの本人確認にも書いた通り、
氏名だけでは本人確認など出来ません。

次に

>FB運営の徹底については、その判断基準が曖昧であることに問題があり、
>その割に身分証の提示が必要不可欠ではない、という曖昧さに問いを投げたいのです。
>(身分証明書の提出に関しては、yamada_nt氏は提出しなかった、とお話頂いております。)

これは・・・どうなのでしょう?
もちろん、これだけでFacebookが、「新規登録の際には本人確認はしない」と断定は出来ませんが。
というより。
「本気で」本人確認をするならば、Facebookの運営局なり事務局なりに、
FacebookのID(って有るのでしょうか?)と自分の身分証明書のコピーをセットにして郵送する」
という方式を筆者なら取ると思います。
IDに登録されている情報と、身分証明書の情報に相違が無いかを運営局が確認する為に。
でも、そこまでしてFacebookをやりたい方って果たしていらっしゃるものなんでしょうか?
ちなみにこれは、日本だけでなく海外でも同じだと思います。

ルールを設けた背景が重要

で、これらから「実名制度は成り立たない」と筆者は判断しています。
実名をごまかされないように本人確認するという手間を、ユーザーが受け入れるとは到底思えないので。
というか、「実名でも匿名(ニックネーム含む)でもどっちでも良いのでは?」というのが本音です。
ルール(法律)なんていうものは、破られて当たり前のモノです。
現実の至る所で破られているじゃないですか。
だから、ルールに対してはむしろ、
「どうしてそのルールを設けたのか」
という「理由や背景」を「ユーザー自身が」考える必要が有ると思っています。
今回の場合だと、上記リンク先のコメント欄にそれらしき事が書かれていましたね。
何処かは書きませんが。

実名にすることのメリット

ここからは、思いっきり話が飛んで、
「実名にすることで何かメリット有るの?」
について。
ここも結論を先に書くと、「メリット有る?」と判断しています。
こっちは、上記よりは自信は有りませんが。

匿名であっても信頼性は確保可能

よく、実名にすることのメリットとして、
「信頼性が上がる」
と聞きます。
でも、別に「匿名であっても信頼性は確保出来る」と思うのですが。
そりゃあ、Facebookに限らずネットで知り合って交流が始まって、
何か協業でビジネスしましょうって時の契約書の氏名が、
「本名ではなく匿名である」のは、色々と如何なものかとは思いますが。
万が一トラぶった時において。
でも、それは「リアル」の話。
「ネット」はまた「別」ではないのでしょうか。
「当人同士」が識別出来れば問題ないのではないでしょうか。
ニックネームを使われた?、実名だって使われる可能性は同じだと思いますが。
あと、「良く知っている間柄」なら、
当人の「文章の癖」だって知っていると思うのですが、
盗んだ人間が「長期間」その真似をし続ける事が出来るのでしょうか?
仮に出来たとしても、ネット以外の通信手段(メールや電話など)で、
当人に「これ、貴方が書いたの?」などと確認すれば済む話ではないでしょうか。

ネットが何かをしてくれるわけではない

そもそも、以下のリンク先(超お薦めです)にも書いてありますが、
ネットは単に、「繋がるきっかけ」を与える「ツール」だと思っています。

教えてくれたのは、ネットではありません。心ある誰かです

で、ネットは近くに居ない人と「繋がることが出来る」という点において、
「非常に」素晴らしいモノだとは思います。
でも、別に繋がったからといって、魔法が起きるわけでもなければ、
お金がどんどん落ちてくるわけでは有りません。
結局、繋がった「後は」、リアルでの人付き合いとさして変わらないと思います。
時間差が有るのが、リアルと決定的に違う部分だとは思いますが。

で、こんな感じのネットで、実名でなければいけない理由が筆者にはどうしても分かりません。
例えば、ネットで知り合って「すぐに」電話番号を交換して、
その後は「ネットでは匿名」で「リアルでは実名」という付き合い方もあるかと思うのですが。

話したい気持ちが大切

ついでに、話がどんどん飛んでますが、これで最後です。
よく「Twitterでビジネス」とか聞きますが、
別にTwitterが何かをするわけではなく、
ビジネスをする当人同士の「コミュニケーションマインド(話したいという気持ち)」によって、
ビジネスが形成されていくと思います。

以上、長文にお付き合い頂きありがとうございました。