奇特なブログ

「殊勝に値する行いや心掛け」を意味する、奇特な人になる為のブログです

身の程知らずか身の程を知るか

身の程知らず。
まずは意味ですが、

自分の身分や能力や地位を弁(わきま)えないこと。また、その人。
とありました。
通常は余り良い意味には捉えられないと思います。
大抵は、周りに迷惑がかかるからだと思います。

では逆に「身の程を知る」方が良いのでしょうか。
身の程を知る事で、自分を過大評価する事は防げると思います。
その上で、身の程を知った言動を取るか、
身の程を超えた言動を取るかは、勿論自由です。
ただ個人的には、身の程を知った言動が良くは感じません。
なぜなら、世の中のあらゆるモノは変化し、
変化に伴い成長していくモノがある中で、
身の程を知った言動を取り続けるのは、
変化に対応出来ない印象を感じてしまうからです。

だったら、身の程知らずで良いのではないでしょうか。
自分の能力ではとても出来そうに無い事にも、
挑戦する事が悪い事とは思えません。
また、身分や地位を弁える必要があるとも、「言われるほどには」思いません。
「礼儀を尽くすのが前提」ですが、
身分や地位って、「役割分担の為の単なる名前」だと思うのですが。
元を正せば「同じ人間」なわけですし。
結果として、身の程知らずな事をして失敗したとしても、
失敗を無くす様に改善していけば良いのではないでしょうか。
そもそも、失敗する事「自体」は悪い事だとは思いませんし。
「進化には失敗が必要」と思いますので。

もっと言うと、そもそも身の程など存在しない気がします。
身の程を存在させた瞬間に、
自分の身の程が決まる気がします。
「貴方の価値は貴方が決める」とでも言えば良いのか。

身の程知らずと言われようが、気にせず頑張っていきましょう。